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テーマ:プロ野球全般。(13398)
カテゴリ:BW,Bs関連
正直、身辺ドタバタで、精神的にも来ていますし、
それが来ると、やっぱり夜眠れなくなって、食も細くなって 体力的にも少しシンドイ状態なんですが、 そんなときだからこそ、 ひいきチームの勝利が、リポ○タンDや、ユ○ケルよりも 何よりの元気の源になるわけです。 まして、適確な作戦・采配に基づいた 鮮やかな勝ち方であれば、なおのこと。 Bs敵地にて足攻冴え渡り勝利!! 3点のうち、1点目は一,三塁で、一塁走者・足遅めの濱中が意図的に挟まれ、 Hの捕手・若手の高谷が二塁送球間に、俊足三塁走者ぐっちがホームイン。 決勝点は、一死1塁からローズ中安打でカブレラ激走一,三塁で 三塁走者カブレラの場面で、小瀬君の奇襲・スクイズ。 相手を足で揺さぶり、翻弄して点をもぎ取っての勝利でした!! --- …特に3点目は素晴らしい!! 相手投手が、復帰以来無失点・完璧投球してきた、 昨季パのセーブ王、馬原。 普通に打者だけで立ち向かっていては、 なかなか打てる相手ではありません。 だからこそ、打撃以外の攻撃、足でかきまわして 泥臭く点をもぎ取って見せてくれました。 こういう「チーム」として機能する野球を見ていると、 本当に楽しいものです。 --- …ただ、こういう野球って… 私はBsファンだったので、相手チームに見せ付けられることは多々あっても、 ウチはただ打つだけ、チームとして機能せず…というのがここ2年半ほど続いていて。 …攻撃時、フォアザチームの「進塁」の重要性を見せてくれる野球が なかなか見れなくて… そして。 故・仰木監督は「進塁」の重要性、および 打撃で、後ろに繋ぐことの重要性を見せてくれる、それが真髄の監督さんでした。 犠打多用だったのが、それの裏づけ。 ただ、玄人好みするチームを作り上げ、 勝負どころを見極める嗅覚に非常に優れた名監督だったのですが、 リスクが高いけど、成功時が華やかな足を使った攻撃、 例えば盗塁とかエンドランを多用するというよりは、 犠打で進めて、得点圏で安打で点を取る、という方でした。 --- …私は仰木監督は偉大な監督だと思っていますが、 '04年にBW最後の年を率いた伊原監督の野球も好きでした。 盗塁多用、積極走塁、奇襲系足攻・小技多様型で。 例えば、2死三塁で、三塁手の守備位置が深いと見るや、 日高に3塁線にプッシュバントをさせ、セーフティバントで追加点を得たり、とか。 投手崩壊し始めた5月までは、それが奏功して大量点を奪って勝つ野球を見せてくれて。 …ただ、あまりにも投手陣が崩壊したのと、 それに加え、人身掌握力が…伊原さんは長けた方ではなかったのでしょうか、 後半は空中分解っぽい雰囲気がチームに漂う感じになってしまって… --- 今の大石監督の作戦は… 仰木監督のように、進塁の重要性を叩き込みつつ、 かつ、成功した時の鮮やかさは、伊原監督時代のようで。 そんな、見ていて楽しい、組織を感じさせる野球を見せてくれる。 それが、ひいきのチームで見せてもらえるとは!! そして、作戦面だけではなく、各選手が口にするように、 チームの雰囲気の良さが伝わってきて。 --- …今季、監督交代で激震が走ったBsでしたが… …夕刊○ジのような三流紙は、またいつものように叩いていましたが、 結果的には、ひょっとしたら オリックスBsというチームは、非常に有能な指揮官をめぐり合えたのでは…? という気がしてなりません。 --- 仰木監督が合併1年目、体力の続く限り頑張って率いてくれて、 残念ながら結果が出なかったBs。 …そして、仰木さんは、かつて三原脩監督の下でプレー経験のある方で、 「マジック」「魔術師」という称号を受け継いだ方でしたが、 ’05年、早すぎる死のニュースが流れた時、 「魔術の後継者を育てられなかったのが、無念だっただろう…」と 新聞だか、スポーツ記者のブログ?に書かれたことがありました。 …でも。 大石監督の采配を見ていると、 仰木さんからブランクはあったものの、 確実に、「魔術」は継承されているのかなぁ? 少しマイナーチェンジ、というか、改良を加えられた状態で… と感じています。 --- 今日はFが勝利してしまったために、 3位とのゲーム差が、対象がHに変わりましたが、昨日までと変わらず1.5ゲーム差。 で、今日2位浮上したFとは、2ゲーム差。 …恐らく、今季監督交代以降、 最も2位の背中に接近したんじゃないですかね…? (…自信ないですが。) ただ、あくまで大石監督は、目の前の1戦1戦を全力で、でしたっけ。 でも、明日勝てば… 今季、大石Bsが何度も跳ね返されてきた「借金2」の壁を突き破り、 借金1にたどり着きます。 その、未知の世界に突き進んでもらえるよう、 明日もBsには頑張って欲しいですし、 先発の近藤君には、今日の小松君のように、 調子悪い時には悪いなりに抑えて粘って耐えて、 良い時には、あの持ち前の決め球・チェンジアップで相手打者をきりきり舞いさせて欲しい と思います。 …走者出してからの粘りが身上の近藤君ですが、 省エネモードで勝負を急ぐと、痛打くらうパターンが多いので。 後ろの投手を信じて、前半から飛ばして投げて欲しいところです。 …今日は香月投手の頑張りで、 今やBsの不動のセットアッパー・川越も、 左打者には強い吉野、松田・小久保キラーの左腕菊地原も 今日は登板しなくて済みましたからね!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 27, 2008 10:29:52 PM
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