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結構、大変でした。
何がって先月買ったCAJONを入れるBOLSILLAなんだけど。 津軽ツアーに続き、塩釜・仙台ツアーなんぞを一緒にやったAさんより厚地の生成り帆布をいただいたので、それを使って作っていた。よっしゃ、やるぞおで布を裁断し始めてから3週間、さすがに小さくないから根性に加えて力がいる。 まんず一斗缶みたいなCAJONに布を巻いて周をはかる。 縫いしろをとってから裁断。 いきなり、たて線を縫う。 折り伏せ縫いをして補強。ここは革用の麻糸で。 そのあと、底辺を縫い箱状に立体化。 書籍なんぞを梱包する際の「キャラメル包み」の形。 このあと、正方形になったとこで一辺の長さを測る。 底にはって縫い付ける革の採寸。 ついでに革の裏側にいきなりカネジャクでボールペン使って線引いてしまい、裁断。 もち手と側面の補強用にするための革を2本とる。 もう2本、CAJON本体を固定しつつふたがしまるように細めの革を。 これを帆布の縦線にくっつけるつもり。 で、まんず革のほうから作業。 箱の底+15cmの補強用側面にさっきの革4本を革用ボンドで接着。靴用らしんだけど、ああ臭い。 これがくっついたら今度は帆布本体にこれをくっつける。 形がないとへなへなして作業できないので、中にCAJON本体をつっこんでから接着する。 たいして型紙も起こさずに、なりゆきで作るのでこういう手順になる。 接着剤がかわいたら、 目打ちで穴を1.5cm間隔くらいにあけて、ロウ引きしてある革用の縫い糸でステッチを入れていく。これでけっこう強くなるはず。 箱の底にあたる部分はさすがに手の勘だけでは縫えない。 袋の裏側からもう一回目打ちでぐりぐり穴あける。 高さ50cm以上あるので、腕は外と内側を何度も往復しなけらばならない。底の部分なんぞ縫うときは、よく見えなくって作成中の袋を頭からかぶって内側から針をとおした。 (こういう作業のときに誰も電話くれなかったのはもっけの幸いだ) 革底の側面だけは返し縫いでステッチを入れる。ひいい、手が痛いす。暫し休憩。(数日めげる。) もうちょっと。がんばれ。 指の皮が再生したころ、再度ステッチを入れ始める。 もち手の部分とベルト部分にも入れる。 なんとか形になってきた。 もち手部分に両方からマグネットスナップをつける。 革に穴を開けて、裏側から金属で固定する。 再度CAJONを入れて、今度は固定するベルトの寸法をみる。 金属の「なすかん」を両方に通して、ベルトを中表に折り返して革用ボンドでくっつける。 さて、袋の端の始末はどうしましょ。 作る前の段階でもアイデアがなかった。 つくってるうちに何か出るでしょ、くらいの感じでしかなく。 端を内側に折り返したら、丈夫そうになった。 このまま端をハンドミシン(!)でがしがしと縫う。 そーしたらまあ、いい感じじゃないの。 端がべらっとめくれてこないし。 アイロン当てたらさらにぴしっとしたし。 端の部分にはベルクロをつけてびりっと開閉するようにした。ここでフタしたのちに本体からつながってる「なすかん」つきのベルトで固定。おう、はじめに書いた「予想完成図」とほとんど同じじゃん! つーわけで、CAJONのいれものBOLSILLAが完成しつつある。 手が痛いぞ、とわめいてたらアンティークの指貫をプレゼントしてくれた相棒に感謝。ほーんと、こんなことばっかしてるからわたくし。 今回はたいした怪我もなく任務完了しそう。 ひみつ工作員、充実の休日でした。 ちなみに生成り帆布にくっつけた革はベージュ。 今まで作ったもののなかじゃ一番お上品かしらん。 ミルクを入れすぎたエスプレッソみたいな色の革。 日暮里でたしか一枚1000円。何デシあるのか測ったこともなし。 さて、次は何をつくろうかな。 (・・て、もう決めてるんだけどね。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 22, 2004 09:29:37 PM
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