|
全て
| カテゴリ未分類
| 移動する話
| 古本じまん
| うまいもんを食べた
| おんがくの話
| 国外へ移動する話
| 面白いもんに出会った
| ひみつ工作員の告白
| おメカししておでかけする話
| 話をきいてみたい人にはなしをきいてみた
カテゴリ:カテゴリ未分類
在フィンのおともだちから、SUURI KASITYOLEHTIが届いた。
わたしの好きなフィンランドのお裁縫雑誌。送ってほしいよう、とリクエストしていたのだった。 おう、この号もなかなか自主性にあふれているじゃないの! なんたってこのお裁縫雑誌は「手作りできるものは何でも紹介します」てなコンセプトなのか?と思わせるほどに何でもありなのだ。子供服、紳士もの、height180cmと160cmの女性もの。それから読者が応募したデザインを型紙にして紹介する企画(これは各国の雑誌にもよくある)。刺繍に編み物、手芸のたぐい。それから・・「かわいくないお人形とドールハウス」「犬用レインコート(ごていねいにも大型・小型用あり)」 「フェルトかフリースで作る靴下」「あざらしのぬいぐるみ」・・・・と、ともかく布を断って縫ってできる、思いつく限りのものが毎月!型紙つきで紹介されている。雑誌の名前SUURI KASITYOLEHTI、英訳なら”Great Handworks"くらいの感じかなあ。だから、服に限定していないのね。 どう考えてもフィンランド国内だけの出版物で、どれだけ部数出ているのかも不明。だけど、スーパーマーケットの雑誌売り場やフィンランドにおける伊勢丹デパートか?のストックマンの地下書籍売り場なんかにも、必ずある。世界規模の視野をあえて持たないからこういう楽しい雑誌ができるのだと思う。あとは、国民性なんかも関係あるのかな。手作りのものを市場でもよく売ってるし。人手をあてにせずに自分でなんとかする、そういうのもその一部としてあるのかもしれない。わたしの好きなロシアカメラを売るサイトのキャッチが「不便さを売る店」(笑)なんだけど、この”SUURI..”はその精神を無自覚に実行しているわけ。でも、その不便さの横には「自分で」「好き勝手に」やれるという自由がある。便利ですぐ手に入るお仕着せのものを選ぶか、多少手を加えてもカスタムできる楽しさをとるのか。わたし、やっぱり後者のクチですね。だって、愛着わくもんね。 さて、送ってもらった号から何をつくろうかな。 作る前からページを眺めるだけでもわくわくするのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 31, 2004 08:42:33 PM
|
|