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むあったく、始まるまえから激しい現場も目撃しちゃったし。もう。
岩波書店のビルヂングの間に設営された古本バーゲン会場の前をきのう歩いたら。机を並べ終わって、その上に本を並べはじめていて・・ほんの一部の机に並べ始められた本のまえに(幅150cmほどか?)すでに2.3人の人が寄ってきて抜いている。オイオイ、それって「ご内覧?」ま、並べるほうもべつに売れてくれればいいわけで。なんだかすごい勢いがいつもの通りに押し寄せてる。物欲とか知識欲とかいう、まぁ所有欲の引き出しに入ってるやつね。そういうのをふだんから人並み以上に抱えてる人がたくさん「それ」をしょってくるもんだから・・・もう、日々淡々と均一生活してる身には胸焼けしそうであります。どんどん買っていってね。わたしは「まつり」終わってからまた返り咲くことにしましょ。ふぅ。 で、なぜ人はそれほどまでに書物を・・・え、自分に訊けって。こたえはおのれの中ですわね。 「神田神保町・古本まつりへ!ご内覧日含む6泊7日パック・ツアー。 お買い上げになった本はまとめてご自宅へ。宅配便サービスつき。お昼は毎回神保町名物中華料理・インド料理含むカレー・ロシア料理の名店で。ご希望のかたには「いもや」もOK。ランチタイムの混雑時でもご予約席をご用意(地元ではたらく人々のド顰蹙企画!オラオラ、のんびり喰ってんじゃねえよとドツく者続出か) ご希望のかたには早稲田古書店街への送迎つきオプショナル・ツアーも」 こんな企画が・・・・いや、成立しないか。 同好の士どうしが同じ本を取り合う場面続出かもしれないな・・・。あとで同じ宿でけんかになるかもしれないし。古書店めぐりは孤独がいちばん。ほっといてくれ、探さないでくれ、すべて早いもの勝ち。 で、この時期は買わないなんつっといてきょうの本。 「紙と共に生きて」ダード・ハンター/樋口邦夫訳 図書出版社刊 ビブリオフィル叢書 「琥珀 永遠のタイムカプセル」 アンドリュー・ロス/城田安幸訳 文一総合出版 1800円+税 「月刊 秋田人」創刊号 特集 きりたんぽにまつわるエトセトラ 500円 どれも週末の友になりそうなものばかり。 琥珀はとてもすきなので、この本はどーしても読みたくて。 思えば旅先で琥珀を売ってるとこが多いのだった。バルト海のまわりやメキシコだの。古代生物についての本でもあり、鑑定の本でもある。テーマがひとつだけというわけではないので、この本はどこの棚に置いたらいいのか書店員ならちと戸惑うことでしょう。ま、でっかい書店できっちりジャンルが分けられてるとこなら心配ないんでしょうが・・。 さて「秋田人」。まっすぐな雑誌ですね。 作ってる人々のきまじめさがとってもよく出ている。紙面にただよふ郷土愛もたいへんなものだ。でも、「非秋田人」もスタッフに加えるともっと風通しがよくなるかもね。もっとね、ガハハって笑い飛ばすとこがあってもいいというか。(ただ、この一途なきまじめさがよいところなのかも、しれないな。)なんとなく”内陸の人々”っぽい雰囲気がある。 個人的にはもくじページに今年の正月明けに能代の「べらぼう」で食べた「赤紫蘇まんま」の図があったのでうれしい。やっぱり秋田を発信するならま~んづ「んまい食い物」で攻めるのがいちばんでないだろうか。だって、秋田以外で喰えないものって多いんだもん。まだ奥深いことまで首も口もつっこんでないわたくしなんぞ「赤紫蘇まんま」だけでも「おぅ!」と反応して買ってしまうのでした。 でもって、創刊号なんだそうで。500円。われらが中南米マガジンとおなじおねだんではないか。しかも月刊だ。応援の意味もこめてお買い上げだ~。最初から月刊でいがすか?と人事ながらも心配になる。(しかし立派な広告があちこちにあるのだった。)このまま濃い記事を続けて読ませてほしいと思う。けっぱれ! ついでに濃い情報には地図がほしいなぁ。 というわけで、誰にたのまれたわけでもないが秋田ファンのわたしとしてはもっと売れていいと思うのでした。 神保町「書肆アクセス」で売ってます。残部僅少。だって、わたしが買ってしまったし・・・。市販のガイドブックなんざつまらねぇって人にはおすすめです。 琥珀の本はもうじろじろ眺めて楽しんでいる。 岩手の久慈に行きたくなった。 きょうはインフルエンザ予防接種も受けてしまったし・・。 体内流感ごっこが始まった。 うぅ、熱がでてきてだるい。 もうねます。まんづ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 29, 2004 10:07:46 PM
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