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カテゴリ:話をきいてみたい人にはなしをきいてみた
写真は小さいころからよく撮っていたけれど、これがよく思い出せない。
実は、ぼくが子どもの頃はまだボルタ判というかなり小さなフィルム (現代の普通のフィルムをひとまわり以上小さくした感じのもの) が流通していて、ぼくのカメラはそのフィルムを使っていた。フィルムが小さいということは、カメラも小さい。 子どもだったせいもあるけれど、手ぶれはしょっちゅうだった。 だからいっぱい写真を撮っていたけれど、ほとんどボケていた。 だから何が写っていたのか、何を撮っていたのか、今はわからない。 ぼけていても、ブレていてもそれでよかったんだ。 撮ってるってことがよかったんだ。 一番最初に撮ったものが何かは、今となってはもう、わからない。 けれど、子どもの頃撮っていたものは、当たり前だけど自分のまわりにあるものだった。 学校の友だち、特に女の子。それに花や猫。 みんな自分の目の高さで撮ってるけれど、身長が低いから イヌやヒマワリがぼくより大きく撮れてたりしたっけ。 女の子たちはみんな笑ってる。ぼけてはいるけれど。 ぼくが今でも普段、撮ってるものは、あの頃とほとんど 変わらないんだね。さすがに写真はぼけていないけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Dec 18, 2004 10:01:03 PM
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