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いわきから郡山まで、移動してきたところ。
ほんとはもっと、北上するつもりだったけど今回は 超各駅の旅だから、無理できない。 それに、福島ほとんど下車したことなくって、いちどゆっくり移動してみたかったし。 心平さんの記念館。 とんでもない山の上にあった。ほとんど「小玉ダム」が見えそうなとこで。 でも、生活のためにやってたっていう飲み屋「火の車」が 再現されてたりして、 まるで本人が「こういうふうにつくれ」といったのでは、と思われるちょっと笑えるつくり。 この飲み屋のセットに入ると、センサーが反応して効果音が出るの。 バスや路面電車、雑踏の靴の音、流しのギターの声に笑い声、 まないたをトントン、流しに水が落ちるだらだらした音(シンクがトタン製)、それから豆腐やさんのラッパ。 こういうディテイルはHPではわからないので、やっぱいってみないとね。 とんでもない山の上、だけど氏の何かの作品にある 「おほきな雲」はほんとにここでゆっくり流れて山に影をおとしていた。 かなーり細かい年譜も、かなり笑える。 転居(昼逃げもした)の数々、転職の数々。 松本零士「男おいどん」の大山昇太が行動的になると、こういう感じではないかと。 そういうことをして、ああいう文字たちを残しているのだから、それならなにか合点がいくのよね。 山をおりるとき、もう道は真っ暗。 えきの途中の田んぼでどんど焼きしていた。8日だもんね。 子ども会主催だがおみきと甘酒ふるまっていた。 赤い頬した小学生男子が三人、懐中電灯を手に手にもってこれに向かうのにすれちがう。 わたしも山からずっと、いつも携行するLDライトで足元 てらして歩いた。 ここは「懐中電灯のいる町」、でもそれだけ山の向こうに 落ちたらしい太陽の逆行が青かった。 どんどやきの甘酒、もらえばよかったなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 9, 2005 08:47:44 PM
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