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ちょうどいいものがあった、いや見つかった。
「東京日記」リチャード・ブローティガン詩集 福間健二訳 思潮社刊 1992 訳者があとがきで「瞬間をうまくとらえている人」と評していて、なぜこの人をわたしが気に入っているのかそれでわかった気がした。 スナップがうまい人の写真を見ているような気になるから。 でっかいシノゴの木箱をよっこらせかついでこれまたでっかい山の写真を撮るとか、(これはこれでヨイのよ)そういう視線ではないの。 あくまで「あ、これいい」と思う対象をさっと見つけ出してささっと気づかれないくらい早く撮る。 あとで人に見せて「えー、これいつとったの?!」といわれたりするような。 同じ風景の中にいたはずなのに、この人だけなぜかISO3200のフィルムを頭の中にあらかじめしこまれている。(通常値をISO400あたりと考えた場合) つらいだろうね、いつもそうだと本人は。 わたし(たち)はそういう彼がえぐりこむように軽くすみやかに撮るべくして撮った活字を、 いつでも封をあければすぐ食べられる状態でパルコブックセンターなんぞで買うことができる。 そのラクさ込みの値段が1825円+taxならばそれはお買い得。 わたしにとっては。 gracias,Richard. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 18, 2005 09:06:45 PM
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