CASA DE SATCH UMINO

メキシコシティのソカロからちょっと数本外側の通りに、
裸の人形ばかり売る店がある。
生の胎児から型をおこしたのでは、と思いたくなるほどリアル。
と同時に見る者に微妙な感情を起こさせる、
ふてぶてしい表情。
やはりここで「なんでこんなん売るのか」、そこに至るのがまぁ自然だろう。

見慣れると、けっこう味わい深い顔、なんですがね、

さて。
今朝起きたら、いきなり物凄い腹具合。(めしどきの人には失礼致します)
なーんか、腹いたで触診受けると大抵「あ、ウイルス性ね」と言われてるあたりが張ってて、もや～っと痛い。
ひととおりの格闘作業のちビオフェルミン飲み様子見。
結構用心していたのに。
うー、こんな季節に消耗したくないなぁなどと早くも悲観的。
「ゲリぐらいで何だ！」いやぁ、そうなんですが。
普段たいして病まないので、これくらいでも簡単にへこめる。
毎日、毎朝、1時間立ったまま電車に乗るってのは、やっぱりそれなりにえらいことなのよ。
で、昼まで様子見てても大惨事はもう来ない。
ちょっとふらつくが、外へ。
バスに乗ってお昼場所探し。
BistroLeVert、最近できた店を試すことに。
迷わず「牛のワイン煮」。
サラダにハニーマスタードが。これ、偏見持ってた味のひとつだった。おいしいじゃん。
牛は甘めの味。しっかり煮こまれてほぐれ具合もよろすい。
「今足りてないもの」を不意に口にすると、頭のなかで「ビンゴ！」てな感じになる。空腹が飯をうまくする。
なんだ、やっぱり貧血気味だったのか。
ちなみにここで出してくれたバゲットもうまかった。多分、欧州ものの輸入生地焼いたやつ。外パリパリ、中もっちり。
食べ終わったら復活。
わかりやすいなぁ、もう！