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立派でも美しいってのでもないけど、ちゃんと正しくそれらしい。
国営のホテルせっけん。 初日は確かふたつ、それ以後は一日ひとつ補充されてた。 使いかけのちびたのは撤去。 (今日も昨日の使いかけでよかったのに、)などと日本から「もったいないおばけ」と一緒に入国中の わたし。10年前の「特別な期間」に見しらぬおばちゃんからせっけんちょーだいよって 結構言われたりした。使いきれないのはあげたりした。 何でって、夕方になると友人宅では「あ、停電の時間だ~」って黄色っぽい(いまいち精製してない) ロウソクをつけてたから。 わたしのいる場所-ドル払いの外国人用ホテル-はいつでも明るかった。 文句も言うが「ここはキューバだし~」(実は男女問題から日用品不足のことの果てまでこの フレーズで説明がつく)となんとかやってる人たちと付き合うと、そうかねぇって笑うことになる。 使ってないせっけんは全部保管して、毎日補充されるのをためこんでおいた。 そしたら、数日後。 いつも掃除に来てたおばちゃんが「あんたせっけんあまってるでしょ~」と聞いてきた。 (どしぇ~、ばれてたか!) しょうがないから数個ためこんでたのから一個(けちくさいが)あげた。 物の余る場所よりも、ない国のほうが物語発生率は高い。 去年行った友人宅。 洗面台には白くて大きなせっけん。 さすがに最近、道端でせっけんのお願いはなくなったなぁ。 それでもまだ、余ると持ち帰る習性はなおらない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 19, 2005 10:56:10 PM
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