CASA DE SATCH UMINO

マクロレンズなんて自分で買うのは初めてだ。
「物欲大魔王」に呪いをかけられ高い塔(8階まである。
ちなみに8階はHG書店)に幽閉されていたロシア製マクロレンズを
すこぶる合法的に救済してきたのだ。
その魔王に呪いをかけられると、カメラたちは生涯「カメラとしての機能」を
用いることができなくなる。
いばらの弦で編んだ上着は持ってないので、かわりに「でたばかりの今月の賃金」
で魔の手から奪還した。
まだまだ救済対象のカメラがごろごろしていた。
「いつまでもしあわせにくらしましたとさ」というendingにゃまだ早そうだ。
ひょっとしてこの玉は「なんそーさとみはっけんでん」で集まる「玉」かもしれぬ。
あ。レンズをタマとか言うのは既にある意味「魔境」に入ってるといふことでもあり。
やーねー、結局「物欲大魔王」んとこから「ウチの魔窟」に移動しただけ？
でも、レンズとして生活できるわけだからよかった、よかった。
救済にかかった費用。4449円。