CASA DE SATCH UMINO

「岩波少年文庫」ですぜ。
ともかく、カニグズバーグの作品はどれも好き。
まだまだ新作が出たりもするし、健在らしいから。
読者でいてよかったなぁ、としみじみしちゃう。
分類を試みるなら「ヤングアダルト」の棚に入れられてるでしょう。
でも、いつぞやの「生意気な12歳くらいの自分」と一緒に読んだっていいんだぜ。
数年前には立派なハードカバー版の作品集もでましたし。
(読破した人は作品集別巻のカニグズバーグが創作について色々喋るくだりも楽しめる、という特権がある)
カニグズバーグ作品にでてくる、ちょいと
アウトサイダー気味、でもしっかり信念のある
「おとな」が好き。
謎めいたところも、個人の大人の事情もある人たち。
どれから読んでも誰かに会える。
うーん、今は。
これから読み始める人になりたい。