【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

CASA DE SATCH UMINO

Freepage List

Sep 3, 2005
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
聴いた翌日のほうが、訳もわからず泣けてくるライブってのも、そうはないかも。
マリ共和国のバンド、Tinariwenのライブ。
今まで感じたことのないものをたくさん発見した。

好きな色に塗装されたギターを、ひげが噴き出すターバン頭と
アラブ風のふわりとした衣装の上から無造作に斜めがけした彼らのスタイル。
ギター3ベース1コーラス2ジャムベ1。
ビートはどこから来るんだろう。
ジャムベの低音がギターと調和している。
ポリリズムではなくて、2ビートの連続それとmontuno.
どりあん、
いおにあんという単語を頭に浮かべてしまう旋律と節まわし。
ついでに決しておしつけがましくないhandclap要請。
手をたたきたくなるようないいテンポ。いつのまにか自分もバンドに参加しているような一体感を感じる。
今まで聴いた音楽のどれでもあり、またどれでもない感じ。
楽しさと過去の記憶や経験は関わりないもんなのね。
ずっと聴いてきた音楽に付随する踊りには、何らかの「決まりごと」があった。
踊る目的の音楽なのかもしれないけれど。
tinariwenにはそういうのがない。
はにかんだような顔でhandclapを客に促すコーラスのおじさん。
きっと(どうかなぁ、ノってくれるかなぁ)と心配なんだろうな。
砂漠の民meets満員電車の民。だもんね。
それでも満員電車の民、繰り返す民謡的ふしまわしと
わかりやすくどこまでも続くビートであっさりと!
砂漠に連れて行かれちゃった。

ビシッとおけいこしたcubansalsaの動きもすばらしーが、
tinariwenの好きなようにゆったりと動き歌う姿もいいなあ。
鋭く暖かい眼をした彼ら。
なにより、とても演奏するのが楽しくてしょうがない!ように見えるところ。

もちろん、彼らの音楽の動機が「うれしい、楽しい」だけじゃないだろう事は、
翳りのあるメロディラインで理解できる。
それでもこんな予備知識なしで聞いてる満員電車の民をも踊らせる音楽なのだから。
だもんで、一言で「きゃ~っ、楽しい~」と言うだけじゃ何か足りないつうか。

そのクオリティは推して知るべし、なんだわよ。

このような機会を下さったディスクガレージ様、大感謝です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Sep 4, 2005 03:28:41 PM


PR

Calendar

Profile

SATCH UMINO

SATCH UMINO

Category

Comments

 satchumino@ Re[1]:ぴー&ぷー(11/01) 木枯らし1号カウントされてからのほーが…
 satchumino@ Re[1]:交差点(11/03) うん、多分この場所っていつもこうなんだ…
 ぺんじ@ Re:交差点 空の交差点、きれいだね。 長野の方は、ア…
 ぺんじ@ Re:ぴー&ぷー きれいな色。 木枯らしふいてから、紅葉す…

Favorite Blog

書肆アクセス半畳日録 ジサブロウさん
chappi-chappiのとん… chappi-chappiさん
浦島?太郎の気まぐ… 浦島?太郎さん
ボンボリ・アート・… !Bonborismo!さん

Archives

Nov , 2024
Oct , 2024
Sep , 2024
Aug , 2024
Jul , 2024

© Rakuten Group, Inc.