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通勤時ある時間の地下鉄に乗ると、タカダノババからかならず同じ
車両に乗ってくるおばはんがいる。 わたしはこの地下鉄に15分間しかのっていない。 途中下車しちゃうのだ。 そしていつもこのおばはんは、わたしが座っている場所のまん前を 狙って、がっつりとつり革につかって前に陣取る。 わたしが必ず途中で下車するのをわかっているからだ。 いくら座りたいからって、あのさぁ。 ま、おばはんにとってわたしは「この先ラクできる保証」をする存在なのだろう。 しかし、毎回よ。 毎回狙ってきてつり革がっしり握り締められる側としてはかんべんしてほしく。 香水もきついし(涙) それよりなにより、見ず知らずのおばはんがわたし(の座っていた席)を 狙って、期待して、あくのを待っているのが、いやだ。 思い切りハズして、次の駅まで居眠りしてやろうかしらんなどとも思う。 そしたら、「ついたわよ!」かなんかいって、起こされるかもな。 大きなお世話ぢゃい! タカダノババから乗り込んでくる人々は、おおむねけっこうすでにくたびれている。 所沢あたりから通う人にきいたら、やっぱり大変だというし。 駅に電車がついてからの車内への「詰まり方」「網棚の場所取り」が ちょっと中央線よか激しいのだ。 だから、未来の空席への期待温度も高いのだろう。 それは、わかる。 でも、あたしを探さないでくれ、といいたいね。 何か、いらぬ負債をおわされた気分になるもの。 朝の電車は、おとといも書いたがワンダーランドなり。 やはりタカダノババから、わたしどもよりも神様に近いおばはんが乗ってくる。 何かって、乗り込むや否やいきなりコンビニのおにぎりを立ったまま ほおばりはじめ(あるときはパンのときもあるが)、そのうち 「てんにましますわれらのかみよ」などと地下鉄の空を見上げつつ つぶやいている。 いきなり満員電車で賛美歌を歌っていたときもある。 7月から見なくなったが、より「主」の意識に近づいてしまったのだろうか。 かように毎日はドキュメンタリーできるのですわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 4, 2005 07:00:18 PM
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