CASA DE SATCH UMINO

まだ越していない新居用に、ちいさなスピーカーを自宅からひっぱり出した。
以前、真空菅アンプを作った(といってもキット物)ときに、
すぐに音だしたくて秋葉原の若松某で200円で買ったpc用の物。
これを持って相棒と会い、ついでに自宅からCDを出してきてもらう。
新居でわたしが始めに鳴らしたかったのは、TheloniousMonk。
Prestidge盤15枚組(！)とBlueNote盤、その他もろもろ。
ま、好きなように鳴らしたらどれだけ外に漏れるのか試してみたくもあったのだ。
一軒家だから気兼せんでもいいのだが、限度もあるだろうし。

でもって、途中で大納言ようかん一本仕入れて早速「お茶と和菓子の出るジャズ喫茶ごっこ」を。

やはり、音楽がウチに入ると違うよね。
より「あたしんち」になる感じ。
ようかんをチーズ用ナイフ(これしか今無い)で切り、つまみながらモンクの微妙な距離感を楽しむ。
大真面目にフザけていて、シリアスに脱力するプレイ。
何年聞いていても、新鮮に聞こえる。
好きな音のつくる空気の振動は、空間を変える力があるように思う。
聞く側の自分も、「その場所で聞く」体験を持つことで変わっていくのかも。