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キンモクセイの香りの盛りが過ぎ、夜はちょいと厚手のジャケットが必要になってきた。
10月下旬になるといつも、大学時代のjazz研のおけいこを思い出す。 なぜだか、バンド・マスターだったのだ。 人様の前で演奏をご披露しなけりゃならんのに、どーもバシッと決まらない。 どーしたら、いいのさっ。 メンバーも真剣だから、殺伐感が相乗効果で増えていく。 演奏は本来、楽しいものなのに...。 きっとお互いそんな心境なんだろうなぁ。 言いたい事の予想もつくから、黙ってしまいこんでしまう。 言われる前から言われなくてもわかってらぃ。 当日まで下手に時間があるせいで、えぇいままよと居直ることができない。 そんなこんなしてから山ん中のバス停で最終バスを待つ。 背後に広がる多摩の深い闇と風の冷たさ。 10日先が見えないという焦燥。 あれからかなりの時間が経つのに、 夜のこの気温は毎年わたしを学祭前の精神状態に連れていく。 それにしても、勉強はいつしていたのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 24, 2005 01:02:30 AM
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