CASA DE SATCH UMINO

明日はピアノのお引っ越し。
一応ちょいと磨いて(すごい埃)あげてから、
やはり弾いてみなくては、と椅子持ち出してしばらく音を出す。
この場所で最後に弾くとしたら？
思いつかないまま一時間くらい弾き続け。
頭の中にだけ入ってるはずの、TheloniousMonkの"Reflections"を試した。
半音ずつ上がりそーで一音飛ばしに進んだりする、
頭に入ってるフレーズを忠実になぞると手のほうが「おろっ？」ということになる。
しかし、そーしないとその曲に聞こえないところがMonkなのよね。
何度か弾くうちにすごくよくできた曲だなぁと感心してしまう。
たしかにこの曲好んでやってる人たちのつくる曲も「おろっ？」てな造りだったりする。
80年代に出たMonkのトリビュート・アルバムの中でDonaldFagenがやってるし、
フィンランドのTrioToykeatのピアニストIiroRantallaもBlueNoteから出したアルバムで弾いてる。
弾けばひくほど惹かれる曲っす。

そんなわけで、この場所での最後の曲はReflectionsでした。

あーひいた弾いた、すっきりしたぜってお茶飲んでたら、
引っ越し屋さんから電話がきた。