と、まあ昨日あんなことを書いていたらば。紙の布って!
国内の織物てのはどのくらい残存するんだろう。うだうだ考えつつ、またまた昼休みの神保町。「上海朝市」にフられたので「ムイト・ボン」ヘ。んんん、今日は当たりなり。pollo asadoのでっかいの+arroz branco com carioquinha(いすぱにや語圏ではflijoles coloradoって言ってると思う豆)、linguica,(つづりに自信なし)・・などなどのあとにarroz com leche,カフェヂーニョで締め。ポリョ・アサド、なんのことはない鶏足のグリル(アサドじゃなくてトスターダか?ポルツゥグェスでは何ていうのだろう)なんだが焼き加減があいかわらずぜつみょー。鶏味がしっかり身の中にしまいこまれていて、火力がいかほどのものかがしのばれる。食材の仕入れ、いや持ってくる人もブラジゥの人だそうで、鶏の大きさがかなーりマチマチ、選択基準がゆるやかなんだそうだ。皿からはみ出しそうなやつあり、内径以下のかわいいのあり。ま、工業製品じゃないんだからそれでいいのよね。今日の足も皿からはみ出してる。このメニュウ、キューバ人も落涙必至なはずだ。で、食後路上に出たら台風のおまけ雨。どんどんひどくなる。古書センター一階店頭で雨宿りついでに物色。で、ひときわ手の込んだ表紙の本が。「民芸案内」伊東安兵衛著(この字でいいのか・・)芳賀書店刊、1979年。これが500円。ネット古書店では色んな年代(何度か再販されたらしい)のものが1500円~2500円くらいで値つけされてる。わたしがうろうろと考えていた答えがここにあった。迷わずお持ち帰り。所持金が80円になったけど、かまうものか。銀行、混雑にて引出しできず。ちらっと読んだらもう戻れない。わが意を得たり的文言も多数。うれしい。「けら」と「ばんどり」と「雪沓」その他もろもろの世界。「紙布」と「紙子」!楮でつくる布。そんなんあったんだ!はい、興奮しております。あいやしばらく。ちょっと、いってきますんで。