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カテゴリ:日常会話(急ぎメモ)
*花粉症*
※花粉症について まず、私の花粉症歴を話そう。 中一頃から始まった。 シーズンになると、学校の私の机にはボックスティッシュが欠かせなくなった。 当時はまだそういう子がいなくて(トイレットペーパーを使ってた人はいたけど)、ボックスティッシュを机に置いとくのが珍しかったのか、クラスのみんなや友達が私の許可無く自由に落書きしていた。 それが結構面白かった。中には、イラストが凄く上手な子もいるので、ティッシュがなくなり、ボックスを捨てるのが惜しいぐらいだった(暫く教室の後ろの棚に展示してあったぐらい)。イラストだけじゃなく、何故か自分の誕生日を書き留めていく友達もいた(自分の名前も添えて)。人間、一人やると真似したくなるもので、たちまちボックスには何人もの誕生日で埋め尽くされた。 中学・高校の花粉症生活で一番辛かったのは部活の時。 (何度も言うように)バスケ部だったのだが、私の汗拭きタオルの傍らには常にボックスティッシュが備えてあった。フットワークで1往復する度に急いでボックスティッシュへ駆け寄り、鼻を1カミ「ブフォ~」(「チーン」なんつぅ可愛らしいもんではない)。そしてまたフットワークの列へ戻る。 試合中も大変だった。 市販の鼻水を止める薬は使っていたものの、病院では強い薬が貰えなかった。 市販の薬でダメな時もあったので、それが試合と重なると、レギュラーなのに贅沢にも「今日はベンチに居たいです」と言いたかった(怒られるから言わなかったけど)。 大学生になると、鼻のかみ過ぎと肌の荒れ、目が開けられなくて、とてもじゃない外歩けないからと言って自主休講にする日も。 4年間続けていたケーキ屋のバイトの時、私だけは店内に専用のボックスティッシュを置いといてイイと、(店長は威厳がなく論外なので)一番恐くて偉い先輩から許可されていた。 そんなこんなで社会人になる。 店内放送する時に、花粉シーズン中だけ声が「今の誰?」と言われるほどヤバくなる。 会社を辞めて再就職した先での最初の花粉シーズンを迎えた時、社長から「鼻のかみ方がウルサイ!」と理解されず、花粉シーズンの間、会社を(半ばボイコット気味に)休んでいたことがある。(ちなみに今年は休んでない。) そして今年、結婚して初めての花粉シーズンを迎えた。 付き合っていた頃もヒドかったし、よく「今日はヒドイから遊ぶのやめよう」とか「今日は日中外出したくないから夜遊ぼう」というのはあったけど、一緒に一つ屋根の下に生活してみると、私のヒドい様は想像をはるかに超えた・・・と相手が言っていた。 ティッシュを尋常じゃないほどの量使うとか、何もしてなくても鼻水が落ちてくるから米とぎが出来ない(代わりにやってもらう)というのは全然驚かれなかったし、怒られもしなかった。 相手が一番驚いたこと、それは・・・ 『モーニングアタック』 (モーニングアタック⇒◆・▲) 花粉症の人なら誰しも(?)経験してるはず。 太陽が出てる時だけがヒドイなんて大間違い。 起きた直後が突発的に豪くヒドくて辛くて、人には見せられない姿・・・ 人なんか出来る事なら構いたくないし、構って欲しくもない状態。 とりあえず、普通の花粉症の症状として、目が開かなくなる。 寝てる間にたくさん涙を流して不要物を出そうとしているのでしょう。 目ヤニが溜まって、朝になるとそれが目に固まって、目が開かなくなる。 鼻が詰まっているので、一刻も早く鼻スプレーをして開通させて鼻をかみたい。 鼻が詰まってるせいで口を開けて寝ている為か、喉がガラガラ。血の味がする。 目をつぶったまま起き上がり、鼻をかむ・・・それでスッキリするのも一瞬だけ。 その後からが地獄。 クシャミが何十回も、横隔膜が痛くなるほど止まらない。 クシャミ⇒鼻かみ⇒クシャミ⇒鼻かみ⇒クシャミ⇒・・・ クシャミが出て鼻水が出てくるから鼻をかむ。 でも、鼻をかむと鼻の粘膜が刺激されてまたクシャミが出る。 これの繰返し。 通常は朝繰り広げられる↑コレを、今週は真夜中に繰り広げてしまった!! 『ミッドナイトアタック』(?) トイレに行きたくなって起きた。 起きたら鼻が詰まってた。 当然、目も固まってて開かない。 不快だったので鼻をかんだ・・・ クシャミ⇒鼻かみ⇒クシャミ⇒鼻かみ⇒クシャミ⇒・・・ 傍らでは寝てるヤツがいる。 とにかくトイレへ避難。 洗面台で喉を洗い(うがい)、鼻をかみ、クシャミをし、タンを出す。 ある程度治まって床へ戻る。 まだ鼻が詰まってる。 もう、うつらうつらしか眠れない。 翌朝、傍らに寝ていたヤツから“ミッドナイトアタック”との格闘を指摘された。 グッスリ寝ていたと思ったら、さすがにあのクシャミと鼻かみの凄まじい音で目が覚めていたらしい。 「夜中、凄かったねービックリしたよー」 「え、起きてたの?!だったら“大丈夫?”とか声かけてくれよぉ!」(私、逆切れ) 「だって、声かけても何も出来る事無いし、逆に声かけたら怒られると思ったから・・・」 (ごもっとも。) 「でもさぁ、ちょっと一言ぐらいあっても良かったんじゃないのぉ?」(そういう時あるでしょ?) 「・・・・・・(ブツブツなんか言ってたけど)」 これがもし、いつもの忙しい朝だったら、逆に気が張ってて「声かけんなよ(怒)」オーラを出してるだろうけど、夜中って意外と心細いもので、たとえ何も出来なくても声かけてもらえるだけで安心するというか・・・ねぇ。 私がまだマシな点は、一応家族だけにでもこの辛い現状を理解されているということ。 ウルサイぐらいに、 「柔らかいティッシュ足りてるの?」 「目薬は差した?」 「今日は薬飲まなくてイイの?」 「マスク洗いなー」 etc・・・ 彼は花粉症とは縁の無い人間だけど、私の格闘を見て「コリャ大変だ」と思ったらしい。 今、私はmixiで『花粉症の会。』というコミュニティーに入っているのだが、 その中の「周囲の心無い人たち・・・」トピの書き込みが身に沁みて、頷きながら読んだ。 相手が周囲の人の場合、自分が最大限努力して彼等に迷惑かけないほどに花粉症対策をしてるのにそれでも理解されない場合は「もうそんなヤツ等は放っておけ(怒)」でイイけど、一緒に暮らしてる家族に理解されないって、本当に悲しい。 どんな事でもそうだが、家族に理解されない場合、怒りとかじゃなくて本当に悲しい。 ちょっと話が逸れそうになりました、が、 現シーズンの杉花粉以外でもオールシーズンの花粉症や鼻炎の皆さん、とにかく仕事以外ではストレスを溜めずに、辛けりゃずっと寝ててもイイし、強引にストレス解消で出かけてもイイから、それ以外は健やかに乗り切りましょうね。 私はようやく(仕事以外の)忙しさから解放されたので、週末は寝て過ごそうっと。 あ、今日はホワイトデーなのね。 誰にもあげなかったから関係ないや(笑)。 この前「お返しは?」と催促してみたら、「俺、貰ってないもん」とアッサリ言われた。 ごもっとも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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