萬福貿易商社-も室聡群清的日常-

＊我が家のお弁当には欠かせない　我が家の難逃れアイテム＊

毎日、ウチの人のお弁当を作っている。

おかずは手抜きで(笑)冷凍とか使うし、同じおかずが続くことも…

そしてメイン(笑)の白飯。
ウチの人の実家で獲れたお米で炊いたご飯。
白飯の上には日替わりで何かをのせる。
梅干し、おかか＋醤油、のりたま、味道楽、その辺が定番。
でも、「出来れば毎日梅干しがイイな」と言われる。


なーんだか、梅干しにはなかなかうるさくて…
(？)いや、うるさいというか、実は今まで市販の梅干しを食べたことが無くて。
田舎なので、近所のばあちゃんが競って漬けてるのをお裾分けもらってる。
ばあちゃんたちが漬ける梅干しは…
無添加で、長年の経験と知恵で毎年気候を体で感じながらその年に合ったリズムで漬けている。おばちゃん曰く、毎年(やっぱり)気候によって味が変わってくるらしい。そんなデリケートで繊細な味。
そういう梅干ししか食べた事がなかった。

で、最近、貰った梅干しが底を尽きた。
いつも貰っているのは、私の同級生のばあちゃん作の梅干し。
残念ながら去年は失敗してしまったらしく、催促してももらえない。
仕方ないので、繋ぎとして試しにお店で梅干しを買ってきてみた。

初めて買うので、どれを買ったらいいのか分からず、とりあえずお手頃価格で20粒ぐらい入ってるパックを買ってみた。そして、買ってきた梅干しを食べて驚いた。
申し訳ないけど美味しくない。いや、口に合わないだけなのかもしれない。
嫌な味がした。
その市販の梅干しを、私は1粒食べたきりで二度と口にせず、ウチの人のお弁当に押しつけるように毎日入れて、とりあえずは消化させた。こうして1回目の市販梅干しは終了。

繋ぎはまだ続く。
2度目は、1度目よりも高い梅干しを買ってみた。
9粒ぐらいで600円～800円以上する梅干し。
…やはりどこか“市販の味”がする。
しかも、チョイスを間違ったのか、私が求めている「ご飯に合うストレートなしょっぱさとすっぱさが同居した梅干し」ではなく、「すっぱい中にも甘みもある(塩分8%)」だったためNG。
私は甘い梅干しが苦手。

3度目は、2度目と同じメーカーで、「しそ漬け」の方を買ってみた。
ようやく…50歩譲って継続して買ってもイイかな～と思える梅干しの味だった。
次の梅干しが出来るまでの間、コレで繋ごうと妥協した。


さて、暫く3度目に購入した梅干しで難を逃れていた我が家だったが、
ここらでちょっと冒険をしてみることにした。
美味しそうな写真と価格に釣られて購入してしまった。本日到着。


【送料無料】紀州産梅干6種類のおためしセット！田舎漬（はちみつ梅）、こんぶ梅、しそ漬梅、焼き梅、三年梅（白干梅）、小梅干おためしセット

6種類セット。
よく読んだら、蜂蜜入ってる梅干しが2種類入っていた。ショック…
蜂蜜漬けは好きではないが、おやつ代わりに食べてみるか。
「焼き梅」とは初めて聞いたな。
梅と昆布は合うから…ちょっと想像つく。

今夜、1粒づつ食卓に出して味見してみよう。



「梅はその日の難逃れ」