＊mama mo issyoni ookiku naruyo＊

＝平成１３年９月１１日＝

ＰＭ

　手術が終わり麻酔がすっかり切れる頃には
　母親はもう帰っていた
　旦那が来てくれたのがうっすら分かったので
　夜８時か９時くらいだったろうと思う

　そのときの私の体の状態は
　傷口の上に、重りのような物を乗せられ
　傷口に直接布団がかからないように
　ガードがしてあった
　もちろん点滴はしたままで、尿道にはカテーテル
　寝返りは打てない

　しばらくすると、傷口あたりが猛烈にいたくなってくる！
　ホントに猛烈に！
　
　泣きそうになって、どうやら私は「う～～ん、う～～ん」と
　うなっていたらしい・・・
　看護婦さんが隣のナースステーションから来てくれる
　「痛いの？」

　「はい・・・すごく痛いです 」
　「じゃあ、痛み止め入れるからね」
　と点滴に痛み止めを入れてくれる
　
　すぐに痛みは治まってまた眠る

　そして２時間後、また痛くて目が覚める
　またうなる・・・
　そして痛み止め

　また眠る
　
　
　もう一度繰り返す

　計３回の痛み止めを入れ終わった。

　当然２時間後、また痛くなる
　ナースコールして看護婦さんに痛みを訴えるが
　「もう３回痛み止めしちゃったから、もうだめなのよ・・・
　　我慢してね。」


　知らなかった・・・
　全然知らなかったよ・・・
　それならそうと最初に言ってくれれば良かったのにィ
　痛み止めは３回までよって・・・！
　そしたら、もう少し間隔をあけて、自分で調節して我慢したのに！
　
　夜明けまでにはまだまだ時間あるよ・・・・
　だってまだ真っ暗だもん、外

　ウンウンうなって我慢してみるけど、
　横も向けないし、体も曲げられないし、身動き一つとれないもんだから
　ますます痛みを感じてしまうような気がして
　涙を流してしまいました

　よほどうめき声がうるさかったのか
　看護婦さんが頻繁に様子を見に来てくれていました
　中には
　「ちょっと腰さすってあげるからね」
　といって体を少し動かしてくれた看護婦さんもいらっしゃいました
　すごく楽になって嬉しかったなぁ！
　

　寝ようと思っても痛みで全然眠れず
　このまま朝がこないんじゃないかと思ったほどでした


＝９月１２日＝

ＡＭ１０：００
　
　ようやく先生の診察を受ける時間になりました
　長かったよ～。。。
　
　傷口の処置とか、手術話をもろもろされました
　「痛いかー？」と聞かれたので
　「すごい痛いです」と答えました
　隣で看護婦さんも
　「昨夜一晩しんどかったよね」と口添えしてくれました
　「じゃあ、痛み止め少しやるか？」
　やった！寝られる・・・
　でお昼くらい迄眠る

ＰＭ
　
　それ以降は痛みは我慢できる程度になってきた
　代わりに、身動きがとれないことで背中と腰が痛む・・・
　午後、母親が来てくれたので
　内緒で腰や背中をさすってもらい、痛みをしのぐ

ＰＭ６：００
　
　夕食がでる
　全粥・具ナシみそ汁


その後は、順調に回復

術後３日目でカテーテルがはずれ、トイレに一人で行く

４日目に普通食になる

５日目に抜糸
傷口は横切りで１０ｃｍあるかないかくらい
化膿とかはしてなさぞうだ

６日目に点滴が外れ、シャワーを浴びることができた
気持ちよかったなぁ！！

７日目からはほぼ日常生活に戻れた
暇な病院だったのか、結局２週間入院生活を送り
無事退院。　

　入院中の診察の時に執刀した先生から
　「エコーとかには写らないけど手術で取りきれなかった
　　内膜症があったんだ。退院して生理が１回きたら
　　また治療した方がいいから、また治療しましょう」
　ということになった

　手術したのに、治療って・・・
　ホントに内膜症ってやっかいだ
　
　ツベコベゆっても仕方がないので
　治療してました

　恐るべしデス、子宮内膜症・・・