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二代目のお嫁さんなり

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2006年03月07日
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カテゴリ:オンガクの話
オーケン。と聞いてピンと来る人は、たぶん
80年代後半、いわゆる「バンドブーム」にセイシュンしてた人だと思う。
「きいぼさん。これ読んだら絶対、泣きますよ」。
そう言ったのは、私とかつて一緒に音楽の仕事をしていたクマちゃん。
というわけで、筋肉少女帯のボーカリストだった大槻ケンジ(通称オーケン)が
書いた「リンダリンダラバーソウル」を読みました。

このバンドブームの頃、奇しくも音楽の仕事をしていた私。
といっても演奏する方じゃなく、裏方。いわゆるイベンターってやつ。
その一環として、ブッキングしたりチラシ作ったり音楽雑誌作ったり
そういう仕事に関わっていて、自分たちが手作り状態でやってた野外イベントに
数千人の人が押し寄せるんだから、何だか熱に浮かされていたような数年でした。
まさに、バンドブーム絶頂期。

この本は、その渦中にいた本人のオーケンが、さまざまな思い出を
書き綴った一冊です。
よく知ってる友達が、一緒にすごしたその当時の事を書いたような感じかな。

読んでいると、まず、知らない名前がない。
どのバンドもどのバンドも、みんな聞き覚えがあります。
イベントに出てもらったバンドもいっぱいだったし、
インタビューさせてもらったバンドの名前もいっぱい。
それぞれのバンドに鮮明な思い出があって、あのインタビューでは
こんなコト言われたっけな。
このバンドにイベント出てほしくて、社長にかけあったっけな。
そういうちょっとほろ苦い思い出がいっぱいいっぱい思い出されました。

彼らとの出逢いがあって、仕事を一緒にさせてもらったなかで
音楽の深さや音楽の楽しさを知る事になったのは間違いない。
バンドブームは風船がしぼんでしまうように、儚い夢のように終わってしまって、それぞれのバンドは解散したり、休止したり、そして死んでしまったり。
いろんな状況があって、今も最前線で活躍し続けているバンドはほとんどない。

けど、いろんなバンドをステージに立たせたくて走り回った日々。
野外イベントの会場だった山の中で、4000円のチケットを握り締めて
何千人という人たちが集まった事実。
このイベントに出たくて、バンド側からアプローチがあった時の驚き。
イベントに出た当初は、名前もあまり知られてなかったバンドくんたちが
その後、とてつもないビッグネームになった時の興奮。

どれもこれも、胸の奥の奥で、今も静かに輝いている、
そういう忘れられない想いだったりします。

リンダリンダラバーソウル。

そう聞いて、思い出すのはブルーハーツであり、ジュンスカであり。
確かに、このブームの中に私もいたんだなぁ・・・・。

そういう懐かしい想いをいっぱいいっぱいした一冊でした。
ちょっと切なくなっちゃった。
でも、泣かなかったけどね。











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最終更新日  2006年03月07日 18時32分22秒
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