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カテゴリ:こどもたちの巻
お天気もよくなって、学校から帰ると
遊びにぶっ飛んで行っちゃったしゅんぼー。 五時のお約束になっても帰ってこない。 遅れる事、30分。ようやく帰ってきました。 「帰ってくるのが遅いぞ!」と声をかけると・・・ 「それがさぁ、お母ちゃん。今日は哀しい事があってさぁ 遅くなっちゃったよ。ごめん」。 実はさ~・・・と話し始めたのですが なんと公園の向かいにある家でお葬式があったそうです。 お友達の家の隣の隣。 おじいさんが亡くなったそうで、たぶん、 葬儀場でお通夜を行う予定だったんでしょう。 夕方、子どもたちが遊んでいる時間にご自宅から出棺となったようです。 いつも、一緒に遊んでいる4年生から「見に行こうぜ!」と誘われ、 1年生数人と一緒に、出棺の様子を見に行ったとか。 そういう場に、子どもたちが興味本位で行ってしまった事に 申し訳なく思ったのですが、子どもたちは、 それなりに礼を尽くしたようで 出棺の時にはちゃーんと静かに手を合わせて お見送りしたようです。 そして、こちらの風習ではお見送りの方々にお菓子などを 配るのですが、子どもたちはその家の方から みんな1個ずつおまんじゅうを持たされてきました。 私としては「ひぇぇ~、とんでもない失礼だったのでは・・・!」 と思ったのですが、義母の一言はすごかった。 「幸せな人ねぇ。最後に子どもたちに見送ってもらえるなんて」。 えっ・・・そういう考えもアリか! 確かに、公園の目の前のお宅。 毎日毎日、子どもたちの元気な声が響いていたはず。 うるさかったかもしれないけど、そういう日々だったはず。 最期まで、子どもたちを近くに呼んだのかなぁ・・・ なんて、思い上がりかな。 天寿を全うして旅立ったおじいさん。 子どもたちを見守っていてくれてありがとう。 どうぞ、安らかにお眠り下さいね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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