二代目のお嫁さんなり

山口岩男としては10年ぶりのCDになるんだそうな。
ウクレレ片手に、ものすごーく優しい音を奏でて「IWAO」の名で
活躍してるな～、とは思ってたけど、本名では10年ぶりのCDだって。

新曲を加えてのセルフカヴァー。
ということで、初期の頃の作品も入っていて
なんだか、妙な懐かしさがあります。

それにしても、岩男さん。こんなに艶っぽくて優しい声だっけ？
もともとバラードはすごいステキな曲が多いし
歌詞だって、切なくてもう、キュ～って感じだけど
こんなに、奥が深い声だっけ？　と思ってしまいました。

故郷から都会へ出た事のある人なら、
岩男ワールドは切なくて泣けてきて、共感できる部分が
いっぱいあると思うんだけど
私は、まさに田舎から都会で暮らし始めた頃のドンピシャの
タイミングに岩男さんがデビューしたので、「山口岩男」と聞くだけで、
んっもうたまらない想いをキュ～っとしてしまいます。
同じ県、出身だからというのもあるのかな。

ギタリストとしても、ケツメイシのライヴに参加したり
いろいろやってるようだけど、
この人は、ホント、音楽とギターとウクレレをこよなく愛して
こういう仕事をしている事に喜びを感じてるんだろうなぁ････
というのがヒシヒシ伝わるＣＤでした。