二代目のお嫁さんなり

今日から夏休みです。
自営業の我が家、義姉は子連れで出勤してきます。
年も近いので、我が家のしゅんぼー、義姉の子であるイトコと遊ぶのが
夏休み、何よりの楽しみ。

ところが。
終業式だった昨日、ボロボロ泣きながらの帰宅。
「ぼく、Ｋちゃん（いとこ）と遊べない」とボロ泣き。
理由を聞くと････

「だって、夏休みもらえなかった････」


どういうこと？と思ってよく聞くと、
夏休み前に、クリアしておく事ができていなかった人は
夏休みがもらえません、と先生に言われてきたそう。

確かに、漢字テスト合格できなかった人は夏休みがもらえず、
休み中、学校に来て再テストしてもらうっていう事は言ってたっけ。
だから、昨日、しゅんぼーは頑張って漢字練習して行ったのに。
「テスト合格できなかったの？」と聞くと
「テストは100点だった」。
じゃあ、なんで夏休みがもらえないの？と聞くと････

本読みで一学期中、７つの詩を覚える、というのがあったそう。
一個ずつ覚えて、先生の前で暗唱して合格するとシールをもらっていたのだそう。
ところが、しゅんぼーは、学校にその詩集を忘れてきてしまったり
家での本読みをイヤイヤやったりでなかなか覚えられえず、結局のところ
５つしかシールをもらってないので、夏休みがもらえなくなったのだそう。

そりゃ、しゅんぼー。やる事やってなかったんだから仕方ないじゃん。

と思ったんだけど、親バカな私。
これ終わらないと夏休みがない！って事になったら、直前に必死で覚えていくハズ。
なにせ、宿題のプリントを学校に忘れてきた時だって、
先生に怒られるのが怖くて、私に学校に取りに行って！お願いお願い！と
泣きながら頼む位の小心者だもの。
先生に怒られたうえに夏休みがない、なんて一大事にボ～ッとしてるなんて
しゅんぼーの性格から考えてちょっと信じられない。
それでもいいや！と開き直る度胸は、まだついてないと思うんだよね。

最初はメソメソ泣いてたけど、だんだん先生に対して怒りバクハツしてきた様子。
「いきなり、言いやがって！なんだよ、バカヤロー!!」
この言葉遣いが悪くて、ココんとこはガッツリ叱られたんですが、
待てよ･･･と思い、聞いてみました。
「暗唱のシールもらってないと夏休みがもらえないって、いつ言われたの？」

「今日だよ、いきなり。漢字テストの事は言ってたけど、
詩の話は今日、いきなり言われたんだよ！
いきなり名前言われて、夏休みもらえないって。ひどいよ。ビックリだよ」

いや、約束ができてなかったしゅんぼーが基本的に悪いんだよ。
そして、先生は言ってたと思うけど、あまり気にしてなかったんじゃないの？
と言いつつ、思いつつ････。

コレとコレとコレができてないと夏休みがもらえないよ。
出来ていない人は、頑張って覚えてきなさい。
あと、○くんと○くんだけですよ！
とかいう話が事前にあって、終業式には全員が合格できてて
「みんなが合格したから全員で夏休みに入られるね。楽しい夏休みにしようね」
って言った方が、スマートじゃないっすか、先生。

やることやらないと、夏休み中に学校に行く事になるっていう罰も大事だけど
登校班もなく、夏休みで交通指導員も、地域の巡視員ボランティアもいないなか、
小学校２年生が一人で松林の中を歩いて30分かけて学校に行く事が気にならないって
ナンダカナァ････ってちょっと思ってしまう。

私が小さい頃は「バカだね、お前は。やることやらなきゃ、当たり前！ゴツン」
だったと思うけど、今の時代に、２年生にコレはきついんじゃないか、と思ったり。

そう思うこと自体が親バカなんだよね～、きっと。

分かってるけど、ウキウキの夏休みのしょっぱなに大泣きしてるしゅんぼー。
自分が悪いんじゃん、と思いつつ、もう少しさ～･･･と思っちゃいました。

ちなみに。夏休み初日の今日。
仕事に出るついでに、学校に乗せて行き、先生の前で２つの詩を暗唱、
合格してシールをもらい、一日遅れでやっと夏休みスタート。

なんだよ、こんなに簡単に暗記できるなら、さっさとやっとけよ。
と、心の中で思った私。
でも、ホントは自分でもびっくりする位、過保護ちゃんなのね～（笑）。