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カテゴリ:日々のつぶやき
先日、実家の兄嫁のお父さんが亡くなりました。
闘病生活が長く、余命も宣告されていたので、覚悟の上のことだったけど 「家族葬という形で送るので、家族以外の参列は遠慮してほしい」と 以前から言われていたので、実家の方でも葬儀には行きませんでした。 私の実家の父は、ホントに行かないでいいのかな・・と言ってたけれど それが、兄嫁の実家のお母さんの希望だから、と伝えておきました。 田舎だと、あっちの親戚、こっちの親戚、誰が何をする、仕切りをどうする・・・・ などなどいろんな事が次々あって、悲しんでるひまもないんだけど 家族葬という形で送った兄嫁のところは、ほんとに家族だけのお葬式。 じっくりとお父さんに向き合い、みんなで葬儀の形を決めて ほんとに、心をこめて送ることができた様です。 亡くなったことはとても残念ですが、家族みんなに看取られ、 そして、遺された家族の皆さんが納得いく形で送られたことはよかったなと思いました。 田舎だと何かと、誰かをたてることや立場ばかりが気になって、 葬儀へ行くのも「義理で・・・」みたいな所も多々あるけれど、 こういう形での葬儀もあるんだなぁ・・・と思いました。 ところで、そのお葬式の時は、供物やお花も基本的にお断りしたそうですが 兄嫁の弟の会社の社長から、どうしても・・・ということでお花が送られました。 兄嫁の弟は、今、海外勤務ですが、日産の社員です。 日産の社長からお花・・・・ カルロス・ゴーーーン!! 私たちも少しですが香典を送ったので、そのお礼とともに メールで写真が送られてきました。おぉぉ、カルロス・ゴーンって書いてあるぅ。 電話でも話したけど「カルロス・ゴーンから花がきたのよっ!」と。 みんなが寂しい想いをしているなかで、この花のおかげで「すげーー!」とか 言いつつ盛り上がり、少し、寂しさが紛れたかもしれないです。 他の人の目があると、遠慮して入れられないものも「お父さんが好きだったから」と いろんなものを棺に入れて、おじさんは、ワインの香りと共に旅立ったとか。 お葬式って、しきたりも大事だけど、やっぱり送られる人への 想いが一番大事なのだと、改めて思ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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