二代目のお嫁さんなり

お客様から、お叱りの電話。
「集金のお金を準備していたのに、集金にも来ないでまた請求書が来た！」
相手は、かなりご高齢のおばあちゃん････。
「集金に来るつもりあるの？」とえらくご立腹。

あらら。

ここのお客様は確か、初めて修理でお伺いして請求書を郵送でお送りしたお宅。
請求書と一緒にお礼のお手紙を入れて、
その中に「集金に伺うので都合のよい日時を教えていただきたい」と一筆書いていたはず。
ところが、ちっとも連絡がこない。
こちらから何度も電話したけど、電話もまったくつながらない。
仕方がないので、再度請求書を送った････という経緯だったんだけど。

再請求書には、再びお手紙を同封。
もちろん「集金にお伺いもせず申し訳ない･･･」と低姿勢で謝罪の文章。
（ホントは、いつになったら払うんだろう？？と思っていたけれど）

電話の向こうで大声で言うので
「こちらで集金に伺います、いつよろしいですか」と聞くと
「集金に来るの？来ないの？耳が遠くて、聞こえないのよ！！」
「伺います、今日でもいいですか？」と大声で言うと
「何を言ってるか、聞こえない。今日の一時に来て！」と言って電話が切れた。

はいはい、というわけで、車で20分ほどのお宅へ午後1時に集金に行くと
そこでもおばあちゃん、ものすごいテンションで怒ってる。
「申し訳ありません････何度もお電話したんですけど」と一応言ってみたら･･･

「知らない電話番号には出ないように警察に言われてるから、
電話には出ないことにしてるのっ!!」と怒られた。フガッ。

おばあちゃんの言い分は、一人暮らしで物騒な世の中、でも家に閉じこもってもいられず
買い物やら医者やら、用事でしょっちゅう家を留守にしている。
集金に来る日と時間を書いて、ポストに入れておいてもらえば、その時間は
外出しないで、待ってるの！　みんなにそう言ってるの！
いつ来てもいない、って怒る人もいるけど、来る時間を書いて置いておけばいいのよっ!!

だそうです。

いや、だって今回、初めて修理に伺って、初めて請求書出したわけだから、
そんな事情、私、知らないわよ。
しかも、お年寄りの一人暮らしで耳が遠いなんて知らなかったわよ。
電話の件だって、警察にそんなこといわれてるなんて知らないわよ。

低姿勢で謝罪し、申し訳なかったと繰り返し集金してきたけど
いやいや、元気すぎるおばあちゃんに････疲れました～。