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カテゴリ:日々のつぶやき
私の実母が目の病気を患い、月曜日に手術を受けました。
先日も書いたけど実母は結婚してから50年、気の強い明治女の祖母に仕えてきたけれど。 父が退職してからは、働かざるもの食うべからず、とか言って家事を仕込み、 子供たちも手が離れたのをいいことに、毎日のようにサークルだ婦人会だランチだ温泉だ と遊んでばかり・・・・のように見える。 お昼は父が祖母にパンを焼いて一緒に食べ、夕食も父が魚を焼いたりしている。 一週間、連続でランチなの~、とか、明日から鎌倉に行くの~、とか、 いつもスケジュールがいっぱいでたまに寄っても会う機会がなかなかない忙しさ。 私からみたら、ほんと、悠々自適、楽しく遊んで暮らしている母のように見えるのですが。 「おばあちゃんがいるからどこにも行けない」といつも言うけれど、 これ以上、どこに行きたいというの?って位、お出かけばっかりの気が・・・。 目の手術に関しても、本当は、車で2時間程度の臨床数の多い 大きな病院で手術を受けた方がいいと思っていたのだけれど 「おばあちゃんがいるから、そんなところまで通えないわ~」 ・・・・いやいや、○○さんの展示会だ、△△さんとおそばを食べに・・・とかなんとか しょっちゅう行ってるじゃないの、通うの大丈夫でしょ、と思うんだけどな。 まぁ、こんな自由奔放、世界は自分を中心に回っている母なのですが、 手術を前にこんなことを言いやがりました。 「家の中で 一番弱い人間に やっぱりしわ寄せが来て、 病気になっちゃうんだよね」 誰が見ても、実家では一番強い立場の人間に見えますけど?? 無言で私の方を振り返った父の顔を、私は一生忘れられないわ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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