二代目のお嫁さんなり

手術も終え、ある程度のリハビリを終えたので
リハビリ専門病院へと転院になったばーちゃん。

子供たちが勢ぞろいしての転院となったためか
当日は、こんなキレイな病院に入れてもらって、ありがとう。
なんて言い出すもんだから、もう死んじゃうんじゃないかと思ったのだけれど。

はい。
もちろん、そんなことは１日と持たないわけで。
翌日には「帰る！」「こんなところに押し込めて！！」とワーワー大騒ぎ。

ところが、こちらの病院は年寄りの多い病院でそんなことは手馴れたもの。
父の妹がお手伝いに来ていて「情けない･･･ご迷惑をかけて申し訳ない」と
看護師さんに言うと
「本人はケガしてるのも、簡単に家に帰られないのも分かってますから。
　お家の人がいると甘えてワガママになるだけです。
　大丈夫、こちらで看てますから帰ってもらっていいですよ～～」

おぉぉ、朝の6時に呼び出された以前の病院とは大違い。

というわけで、適当にお見舞い行って、適当に過ごす日々が続きました。

98歳というのに、リハビリも順調。
ついには、一人でベッドサイドに置いたポータブルトイレで用も足せるように。

実は、あまりのわがままぶりに、父の弟さんが
「ばーちゃん、年を取ったら子供の言うこと少しは聞くもんだ！」と言ったら
激高しましてね。
「オレは今まで自由に生きてきた！何でも自分でやってきた！
　これからも人の言うことを聞く気はないから。
　死ぬまで自由に生きてやるっ！！」と啖呵を切ったんですよ。

この「人の世話になりたくない」という根性、ぶったまげますよ。

というわけで。
今日、ついに･････。


退院します