二代目のお嫁さんなり

あっという間に読んでしまったのですが、石田衣良さんを２冊。


【送料無料】ドラゴン・ティアーズー龍涙

池袋ウェストゲートパークシリーズの９作目。
マコトとタカシは裏切りません。
マコトのマッスグすぎる純粋さが大好きなんだけど
最近は、タカシとの友情加減にもやられてます。
絶対的な信頼。強さと脆さと純粋さと。男の子っていいよね。
読んでるだけで幸せに思うシリーズ、カッコよくて参ってます。


もう１冊も石田衣良作品。


【送料無料】夜を守る

これはちょっと池袋～に似ている物語。
ひょんな出会いから、自分たちが暮らすアメ横が少しでも良い街になれば････
と、何となく日常を生きている少年たちがチームを結成。
ガーディアンズとして街の安全を守り、事件を解決していくお話。
池袋～のシリーズと４ＴＥＥＮが混じったような、青春のお話でした。
マコトのギラつき感はなく、４ＴＥＥＮの明るさもないけれど
なかなかエピソードが面白く、ステキな小説でした。


で、石田さんの間に、真保裕一氏をサラリと読んでました。


【送料無料】デパートへ行こう！

深夜のデパートに、なぜか次から次へと人が現れる･･･
現れるというより、閉店後に隠れていたということなんだけど。
それぞれの人にそれぞれのエピソード。
それが、うまくつながっていて、あぁ、この話につながるのか！
そういう仕組みか･･･と、話が進むごとに納得したり驚いたり。
最後のエピソードには泣かされました。
デパートへのそれぞれの想いが切なくて、ところどころ、かなり滑稽で、
真保裕一の面白さを堪能した一冊でした。


卒業祝賀会の準備でワタワタしてるのに
やっぱり忙しくなると活字に癒される活字バカな私なのでした。