二代目のお嫁さんなり

被災者の方が、うちの県にもたくさん避難されています。
全力で支援します！と県知事が約束し、一昨日あたりから使用していない
住宅やアパートへの無償提供が始まり、約200世帯ほどの方が入居を始めました。

避難所で、福島県側からこの体制の説明を受けた被災者の皆さん。
これまでは、旅館やホテルが無償提供されて利用できていたけれど
空いている住宅へ引っ越さなければなりません。

「プライベートが守られ、家族で一つの家に住めることになってよかった！！」

というのがたぶん、お役所の発想なんだろうね。

でも、生活を始めるために費用がかかる。
銀行口座にお金があって、どこかの支店で引き出せる人はいいけれど
お給料の支払いも止まり、カツカツの生活の人だっているわけで
それこそ、お茶碗ひとつからそろえる必要があるなかで
「新しい住宅に入居、どうぞ！！」って言われて
そう簡単に動けるわけないんじゃ･･･と思うわけですよ。
家賃が無料でも光熱費は実費。
会社も流されて、お給料だってもらえない、失業保険を受けるため必要な書類を
揃えたくても揃えられない状況のなかで、知らない土地で生活始めてって言われて
動ける人がどれだけいるんだろう。

連日、ニュースでは義援金が億単位で報告されているのに
振り分けるのに数ヶ月かかるってどういうことじゃって感じ。
今、必要な人がいっぱいいるのに････。

うちのトコの県知事が迅速に支援体制をぶち上げたのは評価するけど
だったら、県へ集まった義援金は被災者の皆さんが
生活するための資金に今、使います！とか言ってほしい。

県が斡旋した住宅に入居の際は、１家庭あたり50万円の準備金を用意します。
とかさ。
今、必要な時に使わないで、今後の復興とか言ってる場合じゃないんじゃないの。

義援金からこれだけは今使いました。
復興の費用を考えると、あとこれだけ足りません。
引き続き義援金の支援をお願いします！！
って言われたら、私だったらまた義援金として募金するけどな。

ユニクロのヒートテックだって、被災地に実際にいきわたったのかな。
季節は春になりつつあって、日中はだいぶあったかくなってきた。
夏ごろにヒートテックの下着を配るようなことにならないよね･･･なんて思う。

せっかくの義援金「有意義に」もそうなんだけど
それ以前に「迅速に必要な時に」使ってほしい････。