二代目のお嫁さんなり

珍しく勉強していたしゅんぼー。
「母ちゃーーーん！　オレ、枕草子覚えたっ!!」とやってきた。

ほうほう。今、国語で枕草子やってて、覚えろって課題だったのね。
では････

「ハイ、春は？」と言ってみる。
「明け方！！」

え？現代訳で覚えるの？あけぼのじゃないの？明け方でいいのか？

と、いろんなハテナを隅においやり

「･･･じゃ、その先は？」と問うてみる。

「えっとね････よーよー白く････なんだっけ？」


それでよく覚えたって報告に来たね。
「やうやう白く成りゆく山ぎは、でしょ」
「あ～、そうだったそうだった！」

「じゃ、その先は？」
「え～、あとわかんねーよ」

「うーん。じゃぁ、夏は？」
「なつはよる！　これは分かってんだ！」

「おぉ、じゃ、秋は？」
「え、なんだろ･････」

覚えてないじゃん、と思って次の話題。

「じゃあ、作者は誰でしょう」
「せいしょうなごんっ！！」
「おぉ、素晴らしい。漢字言って」
「精神の精、少ない、奈良の奈に言う!!!」

ん？なんですって？
精少奈言←←←←･････こ、こうですかっ？？


バチコーーーン！！
はい、ぶっとばしておきました。