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【送料無料】神様のカルテ スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ 櫻井翔 ] いつか見ようと録画していた「神様のカルテ」をこのお正月に見ました。 患者と向き合うことをおろそかにしない、純朴な青年医師の物語。 末期がんを患い、大学病院から見放された女性との闘病生活を軸にしたお話。 原作も読んだけど、ここまでいろいろ思うことはなかったので やっぱり映像の力ってすごいなぁと思ってます。 映画を観て、想い馳せたのは母の闘病生活のこと。 主治医の先生が、まさに主演の櫻井翔君のような若い医師でした。 大学院を出てやってきたばかりの先生で、見るからにひょろひょろ色白で童顔、 頼りがいがあるとはとても見えない、かわいらしいと失礼ながら思うほどの先生。 映画の中で印象的だったのは、加賀まりこさんが「ここに置いてください、最後までここで診て欲しいんです、どうかここに置いてください」と頼むシーン。 母とすっかりリンクしちゃって泣けてきちゃったよ。 母は末期がんでもう治療できなくて、二度目の入院では先生から これ以上の治療はせず、痛みをとりながらいきましょう。 もしもの時がきても延命はしません。と宣言されました。 この時、思ったのが「治療しないんじゃ病院に置いてもらえないんじゃ・・・」という不安。 そんな私の顔を見て思ったんでしょうね、 「最期まで、こちらの病院で診させてもらいますからね」と付け加えられました。 入院生活を楽しみ、先生に感謝して逝った母と加賀まりこさんがすっかり重なり、 櫻井君があのA先生に見えてきちゃって、いろいろ母を想う時間でした。 で、母の闘病を書いていたブログを読み返してみたら まさにA先生、私からのあれもこれも、素人考えのいろいろを受け止め、 長男である私の兄大好きな母のために、兄に会う時間を考慮し 最期まで穏やかに根気強く見守って支えてくれてたんだなぁ・・・と実感しました。 いい医師かどうかって、経験値だけじゃないよな~。 今は別の病院に移り、きっと若くて頼りないと想われながらも 持ち前の穏やかさと熱心さで多くの患者さんから信頼を得ていると思います。 しかし、池脇千鶴さんの凛とした看護師姿、かわいくて美しかったなぁぁ。 奥さん役の宮崎あおいさんは、かわいらしくてたまらんかったなぁぁ。 長野の美しい風景も素晴らしかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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