二代目のお嫁さんなり

偏頭痛モチの私。かれこれ20年近いお付き合い。
最近は主治医のじっちゃんに、痛くなる前に飲めといわれて頭痛薬を常備して
これはマズイ、痛くなる！って思ったときに飲んでいました。

で、ひょんなことから、じっちゃん先生から頭痛外来のある脳外科に紹介されまして。
今、処方されてる薬ある？と言われて、お薬手帳を出すと
「薬、飲みすぎ！」と一喝。

本来なら一ヶ月に多くても10錠まで、二日続けては飲まない、という薬を
ほぼ毎日飲んでたようで、すっごい怒られた。
薬物依存頭痛とかいう症状になりかけてて、薬飲まないと頭が痛くなるから･･･
と、どんどん薬を飲んでしまって依存症になるとこだったらしい。

はぁ？なんであの先生に通ってるの。専門は泌尿器の先生ですよ。
ボクの方が頭痛に関してはプロなんだから。
この薬の飲み方は何なの。あの先生に通うの、頭痛に関してはやめたら？
ったく素人はコレだから････(じっちゃん先生、素人扱いだった)
と散々。

とにかく愛想もへったくれもなくて、おっかなくて有名な先生なんだけど
実は義父の主治医なのよね。
大学病院でも凄腕で知られていて、この先生に手術してほしくてあちこちから患者が来るような。
そんな先生なんだけど、開業したらもう、おっかないし評判悪いし。

とりあえず、頭痛ダイアリーっていう記録を書くことを約束させられて
どの時期、どんな時、どんな風に痛いのかを明記。
薬を飲んだ、効いた、効かなかったなどなど細かい事をイロイロと。

同時に出されたのは、偏頭痛を起こさないようにする予防薬。
偏頭痛は治らないけど、うまくコントロールして付き合っていくために
いろんな手があるようで。

飲み始めて一ヶ月。頭痛は多かったけど、今まで毎日のように飲んでた鎮痛剤は
あんまり飲まなくなった。
二ヶ月目、どんな時に頭痛が起こるか何となくわかってきた。
で、今、三ヶ月目。予防薬を時々飲み忘れてしまっても、ひどい頭痛が起きなくなった。

うーん。
おっかなくて、他の先生のことなんか散々で、ニコリともしないけど
なるほど、頭痛外来を掲げるだけのことはあるのね。

最近は、こういう先生だと慣れてきて、とにかく言われたことをキチンとしていれば
大して怒らないんだ、ということもわかってきた。

ちなみに主治医のじっちゃん先生。
私の紹介状への返信に「通常、10錠以上出さない薬を30錠も出すのは出しすぎかと思われます。
薬物依存頭痛になる可能性がありましたので、現在予防薬と併用することで治療中です」
って、書かれて、怒られてました。

しかし、お医者さんとの出会いはどこでどうあるか分からない。
こんな風につながって、長年悩みの種だった頭痛が改善されつつあるのは
ホントに嬉しい。先生、もうちょっと笑ってくれたらいいのになぁ、と思うけどね。