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カテゴリ:オンガクの話
東京バンドワゴンの新作が出て、小路幸也さんのブログを見に行ったら
たまたま、その日はSIONの話題だった。 SIONの話題だったことが嬉しくて懐かしくて、最近はSIONばっかり聞いてます。 出会いは朝日新聞の記事。 新宿で路上ライヴをしていたなかなかヘヴィな生い立ちの少年が デビューすることになったという紹介でした。 今、思えば、なぜ朝日新聞がSIONを取り上げたんだろう? ってくらい、お堅い全国新聞には似合わないアーティストなんだけど その記事を読んでから、デビューを心待ちにして、デビュー作で衝撃受けて 以来、SIONはしばらく私になくてはならない存在でした。 音楽の仕事をするようになって、SIONは有名になって 名曲もたくさん歌っていて、ビックリするようなスキャンダルがあったりもして それでも、SIONって特別だったのよね。 歌詞はいつもメッセージ性にあふれてて、人生観に想いを馳せて共感して とにかく、あのハスキーな声が大好きだった。 で、中でも衝撃だったのが「12号室」という曲。 当時は、スゲーっていうのと、SIONのこの語るような歌がただただ好きだったけど 大人になって、親になって、改めて聞いたら、なんだろう。 涙が止まらなくなっちゃうんだよ。 子供の気持ち、親の気持ち、周りの情景、そこに暮らす子供たち。 そういうものがブワーッと流れ込んできて。 同情とかそういうことじゃなく、まさに心に響く、というか。 まぁ、最近はそんなことを思いつつ、泣きながらSIONと向き合う日々だったりします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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