二代目のお嫁さんなり

世界フィギュアの中国グランプリ選手権。
羽生選手がアクシデントでケガをして、満身創痍でリンクに立った。

感動した･･･！


じゃありません。

オリンピックチャンピオンとしてのプライド。
コーチやファン、支えてくれるスタッフとの絆。
そして、仙台への想いと使命。

そんなの百も承知だけど、あの状態でリンクに立つなんて自殺行為。

うちのサッカー少年のしゅんぼー。
試合中に相手選手との激しい接触で倒れ、脳震盪を起こしてタンカでピッチの外へ。
本人は大丈夫、と思ってたらしいけど完全に記憶がぶっ飛んでました。

その後も吐き気もなく頭痛もひどくなく、話しもまとも。
翌日になっても、試合の記憶はなくても、ご飯は何を食べたかちゃんと覚えてる。

でも、ちょっと前かがみになると頭にひびくんだよね～･･･というので受診したら
少量ではあったけど、急性硬膜外血腫起こしてたんですよ。

もう出血も止まって、頭の中のかすり傷と考えられたけど
救急外来行ったら、間違いなく一泊入院でしたね～と言われました。
その後、２週間の運動禁止。これでも超超軽いケガ。

ピッチで自分の足で走ってきた、しかも子供のサッカー選手でさえこの状態なんだから
スピードに乗って滑ってきた2人の接触、その後の転倒は、脳震盪起こしてるのは明らか。
脳震盪だけで済めばいいけど、しゅんぼーの事を思い出し、すぐにＣＴ撮って欲しかったよ。

羽生君のアスリート魂は素晴らしい。
あの状況でリンクに立つ精神力もスゴイよ。

でもね、取り返しがつかないことになったら････って頭をよぎる。
精密検査のために帰国したけど、今、移動してもいいの？と心配になったよ。

まぁ、精密検査の結果が良好でＮＨＫ杯で素晴らしいファントムを演じれば
おばちゃんの取り越し苦労で笑い話で終わるんだけどさ。

アスリートってほんと過酷。
でも、まだまだ未来があるんだから。

そういう意味で羽入君には決断できる本当の強さを持つアスリートに成長してほしいなぁ。
応援してますよ～。