|
カテゴリ:日々のつぶやき
母方の祖母が旅立ちました。
満103歳、享年105歳。 最近の訃報記事は、100歳超えの人が多くて、ついにうちの祖母が市の長寿第一位か!と 盛上がっていたのですが、眠るように穏やかに旅立ちました。 100歳まで地元の小さな駄菓子屋さんの看板娘で、近所の子供たちがよく買いに来てました。 そのおかげかボケることもなく、子供たちの名前も家もちゃーんとわかってて 親子で通ってくれた人もたくさんいたんですよ。 100歳超えてからも元気でねぇ。デイサービスに通って楽しそうだったのよ。 考えると、入院したのは骨折した1回のみ。 体も丈夫で、穏やかで、いつも家族のことを考えて、最期も長患いもせずに、 同居して面倒をずっと見ていた孫娘が見守るなか眠っていて これだけ落ち着いてたら急変することないわよ~と施設職員さんに言われていて そうですね~って言ってるうちに、スヤスヤ~という息が静かに止まったそうです。 もうね、お見事。アッパレな最期ですよ。 例年だと大寒波が訪れ猛吹雪の日々なのに、雪もなく穏やかな陽射しがほんのり差すなか ご近所の皆さんがお念仏を唱えるなか、自宅出棺となりました。 おばあちゃんらしく、最期まで穏やか、お天気まで穏やか。 ほんとアッパレよね~ってみんなに言われてね。 いい旅立ちっていうのも変だけど、なんかみんなが穏やかであったかい気持ちで見送ることになりました。 「お天気も穏やかでおばあちゃんらしいわねぇ」と言われてハタと思い出した。 我が家の父方の祖母、エピソード満載の矍鑠とした明治女のばあちゃんが亡くなったときのこと。 もんのすごい大寒波で猛吹雪、道路はツルッツル、寒さと雪で顔が痛かった。 そしてみんなが口をそろえて言ったこと。 「おばあちゃんらしく、最期まで意地悪ねぇ・・・」。 死んでから「きいぼちゃんは意地悪だったわねぇ」そういわれないように、 穏やかにおおらかに生きようと改めて誓ったのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[日々のつぶやき] カテゴリの最新記事
|