Satokoの徒然きままなときどき日記

月曜日はハンナが学校の放課後"Arts and Craft"のクラスをとっているので、いつもよりさらに遅れて午後4時半のピックアップとなります。

このクラスは前期で選択したかったのですが、「はやいもの勝ち」という学校の掟を知らずに、前期人数がいっぱいで選択できなかったのです。そして2期目ということだったので、2月から晴れてこのクラスに通っているのです。

アートはハンナが大好きな科目のひとつなんです。

このクラスには・・となりのクラスの男の子がふたりいます。
あとはハンナのクラスの女の子ひとりと、となりのクラスの女の子2人。
少人数です。

ピックアップの前にお母さんたちとおしゃべりしていました。


どうも・・・男の子の大きいほうが、もうひとりの小さい男の子に・・・お洋服のお古を差し上げたらしいのです。
すると・・・そのお母さんが・・・

「悪い意味はないのだけど・・・いただいた服を着てみて・・・これマイケルのにおいがする～ってうちの子がいっていてね～」
「そうなの？なにか臭かった？」
「ちがうのよ～。マイケルのにおいだって・・・いやなにおいではないみたい。うれしそうにしていたよ～。ともだちだから・・・」
「そうなのね～。そういえば・・・どこかにいったとき、わたしたちの香りをかいで・・・アメリカのにおいがするって言われたことあるのよ～。たぶん『柔軟剤』とかのにおいだとおもうのだけど。」

それを聞いていて・・・思い出したことがありました。



子供の頃、和歌山に住んでいて、なかなか外国製品とかに出会うこともなかったのですが・・・何か用のあるときに母親に連れて行ってもらった、ソニータワーで・・・ソニープラザにはいって、さまざまな外国製品をみて・・・そして・・・そこで「アメリカのにおい」をかいだ記憶があるのです。そして・・・それがたぶんその『柔軟剤』だったような記憶が・・・

昭和50年代は外国製品というと・・・わたしにとっては「アメリカ製」がすべてだったと思うのです。ハーシーのあのとんがったチョコレートも美味しいと感じたし・・・アメリカ製の色の濃いマシュマロもとっても素敵だった記憶。そして・・・いろいろな文房具は・・・大切にいつも保管していました。

そうそうソニープラザって・・・ソニーから別れた会社らしいですけど・・・もともとは・・・いろんな日本のみんなが知らない外国製品を知らせようっていう気持ちでできたとか・・・

ええ・・・わたしはその申し子のようなものだったから。本当に大好きでした。
いまや・・・そこはハンナの憧れの場所であるのですけどね。



『におい』って・・・いろんなことを思い起こさせるものですね。
不思議です。