Satokoの徒然きままなときどき日記

先日、夕食を作るのが本当に面倒になって、金曜日JOELのサッカーのあとで、最寄りの「日本食レストラン」にいきました。

ここのお店にはあまりこのあたりの和食屋では見ない「砂肝のからあげ」とか「鶏から」とかあります。（でもいまいち絶品ではないので、いつもマスターに味をアドバイスしたらしばかれるかな～とかひとりでもんもんとしています）

ひとつ美味しいといえば「SEATTLE　ROLE」はいけます。
（まきものなんですが、のりがまかれているのではなく、さけとかほたてが上にのっかっています。）

なぜか？
いままでみたことないほど、その夜は混雑していました。
（本当はいつも繁盛してるのかもしれませんが・・・）




お茶をもっておねえさんがきてくれました。

（「このひとなんか関西弁のなまりあり！」）心で思うわたし。



で・・・早速







「もしかして関西人ですか？」

（わたしは決して自分が和歌山から来たとはいいません。なぜ大阪といってしまうのでしょう。故郷にもっと自信をもてばいいのですが・・・あんまり自信がないのです。）



「和歌山です！」


その方は本当にいさぎよく、こうおっしゃいました。



思わずわたしは両手をにぎって・・・・

「わたしも和歌山です。」




地球4分の1回って遠くにきても、故郷の人に会えるなんで、なんかほんわかした幸せ。







なんて・・・思っているうちに、お店はすごい待ち人でいっぱい。





なかなかうちの注文したものも来ない！



・・・そんでマスターは知り合いのアメリカ人と楽しそう～にしゃべってる。





・・・で・・・なんかいつもより「ネタ」が新鮮じゃない。














おねえさんが、再びやってこられて、

「今度和歌山県人会があるんですが・・・・」
















もう友達になって、行くしかないので・・・いってきました。






場所を世話役の方からお電話で教えてもらいました。



「レーク・ユニオンの愛ラブ寿司シアトル店です！」





うん。確かに耳にそう聞こえたのに・・・・・・・・・・
頭の中で「変換」がかかりました。






「愛ラブ寿司レーク店」（実はベルビューにあるのです）










当日、早めにいったのですが・・・・
車が増えていく様子がないので・・・・・・・
ふと、先日聞いた場所を頭の中で反芻・・・・・・・・・・・・・・・・・






あ・・・・・・・・・・・・・また・・・・・・・・・やってしまった。








正しい場所を確認してから。

それから車を飛ばしてシアトルへ。


20分ぐらい遅れて無事つきましたが・・・・

なんと参加費用もカードで精算できるとばかり思った馬鹿・・・・


お金をお借りして・・・








会には・・・40人ほどの「和歌山」にゆかりのあるかたがいらっしゃってました。

みんなそれぞれ和歌山を愛していることがわかりました。




意外と、和歌山で仕事をされていたアメリカ人の方々のほうが、和歌山県民らしかったりしました。和歌山弁もみんなうまかったなあ。

わたしのおとなりには、アメリカで育って、立命館大学にいって、奥さんが桐蔭高校卒業していて・・・朝鮮戦争にいかれたというおじいさまがいらっしゃって。
お亡くなりになられた、奥様と同じ学校ですよって・・・お話したらいろいろと和歌山の話をしてくれました。
話されている場所が鮮明にわかるので、本当にびっくり。

あと・・・
おむかえに、わたしのほぼとなりの小学校区に住んでいたというアメリカ人男性がいて、年齢もほぼ同じくらい。
子供のころに遊んだ場所を話て大笑い！

『「ちゅうれいとう」の近所にこんなこんな家あってよ～』
『あ～それしってます。そんでそれはなくなりました。』


話は超ローカルな「黒門市場（和歌山の堀止にあります）」の話にまでおよび。
またまた大笑い。





もっともっと・・・日記に書きたいけど、きょうはこれくらいで。





世界は確実に狭いです。




そしてアメリカは今年「国勢調査」のとしです。




いろんな人種が暮らすアメリカ・・・・






ところで、和歌山県人会は「紀州クラブ」という名前で1902年（場所によっては1905年と書いてあります）からあるそうです。
広島県人会と並び一大勢力だったそうです。

一世の方々はもうお亡くなりになって、いまは二世の方々もかなりの老年になられて、三世、四世の方の時代だそうです。

紀州クラブを支えてらっしゃる方は、親御さんがいらっしゃったときは会にはそう関心がなかったものの、昔よろしくたのむ！と言われたことが、最近になって深く理解できるようになられて、やる気になられたそうです。


4月にはいると、シアトルで櫻まつりがあるので、きっとそのときにまた少々のひとたちにはお会いすることができると信じています。










同郷人をつないでくださった、世話役のみなさんに本当に感謝です。



そして、ほとんど知り合いのいないわたしたちにつぎつぎ人を送ってくださる、神様に本当に感謝します。