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これは面白い!!絶対、皆さんに読んでもらいたい!!
既に日本でも話題になって、どこの書店でも店頭の入り口付近に置いてあるので、読み終わった人、今読んでいる人、これから読もうとしている人が多いと思う。私自身、何となく気になって、文庫本の「上」だけとりあえず買ってみたところ、あまりにも内容が面白く、なかなか途中で止められない。私の場合、主に通勤電車で読むが、ついつい帰宅してからも読みたくなる。今「上」を読み終えて、昨日「中」を買ったところである。 この原作は、2003年の刊行以来、44カ国語に翻訳されて、全世界での販売部数はなんと4,900万部を超えるベストセラーになっているらしい。日本での発売には裏話があるようだ。米国版がベストセラーになったので、ニューヨークの紀伊國屋書店が翻訳本を先行発売。これも大売れしてYahoo!ニュースでとりあげられた。これが日本発売前にクチコミで広がり、日本で2004年5月に刊行されたときには1万5000部だったが、すぐさまベストセラーになったらしい。それに拍車をかけたのがTVの特別番組と展覧会である。一昨日、六本木ヒルズに行ったが、森アーツセンターギャラリーでは今、「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」が開催されている。 「上」の中では、キリスト教、「聖杯」とそれを守る秘密宗教組織、「聖杯」を狙う宗教組織、レオナルド・ダ・ヴィンチと彼の作品(特に、モナ・リザ)、「黄金比」などなど興味をそそられるものが次から次に出てきて、しかも話が謎解きをしながら先に進んでいくため、読み始めると止まらなくなってしまう。お勧めの本である。 間もなく始まる「トム・ハンクス」主演の映画の方も楽しみだ。どの映画も原作を忠実に表現することは不可能なので、原作は原作、映画は映画で楽しみたいと思う。 私がルーブル美術館でモナ・リザを観たのは20年も前になる。小さな絵である。数センチの分厚いガラスで覆われていて、しかもガラス内の空間が確保されているので、細部はよく見えない。モナ・リザの本物を自分の目で見た、という満足感だけが心に残る。 この本を読み、映画を観た後でさらに多くの人が本物のモナ・リザを観にルーブルを訪れること間違いなしである。いつになるか分からないが、私もまた本物を観にいきたい。できれば本と映画の印象がまだ頭に残っているうちに。きっと前回とはまた違う、格別の感動があるように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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