カテゴリ:カテゴリ未分類
もう1ヶ月も前になるが、子供と一緒に「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」を観てきた。
このディズニー映画は、20世紀を代表する英国作家、C.S.ルイスによる全7巻からなるファンタジー巨編「ナルニア国物語」シリーズの第1章が映画化されたものだ。主人公の子供4人が魔女によって氷付けになったナルニア国を救うファンタジー/アドベンチャー映画だ。ロケは、ロード・オブ・ザ・リングのロケでもお馴染みの、ニュージランドで行われた。 原作は評判が良いようだが、残念ながら映画の方の評判は散々である。映画を褒めている人はほとんどいない状態だ。残念だ。 私の率直な印象は、ストーリーは単純だし、ヒーローの子供4人の特徴が弱いし、観衆に対して訴えかけるメッセージも不明瞭だとは思うものの、あまり難しく考えずに、素直に観れば結構楽しいと思う。決して悪い印象ではない。子供と一緒に観たから余計にそう思うのかもしれないが。 ディズニーのアニメ映画は、1990年代に入ってから急速に進化し、大ヒットの連続だった。アラジン、ライオンキング、美女と野獣などはその代表例である。その流れの中で、観客はより面白く刺激的な映画に期待するのはよく分かるし、自分自身もそうであるが、元々のディズニー・アニメ(Old Tales)、例えばバンビ、白雪姫、ダンボを思い出すと、この「ナルニア国」も自然に受け止められるのではないだろうか。CGはなかなか見事である。 あまり評判を気にせず、気軽に観られることをお勧めする。 ちなみに私は4月上旬に私用でロサンゼルスに行って来た際に、「ナルニア国」のDVDを買って帰ってきた。 続編の制作も決まっているようなので、楽しみにしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|