カテゴリ:行政書士
行政書士を開業して、10年目に入った。
開業時期が近い先生のHPに「最近、行政書士が大量に開業したため、キャリアのない行政書士が、お客様に迷惑をかけていることがあります。○○専門の当職にお任せ下さい。」なんてカキコしてあるのを見るとホント笑っちゃいます。 行政書士が、なかなか儲からない理由の一つは、業務の大半が「到達主義」だからだと思う。書類作成やお客さまとの面談に最高な時間に役所にいかなければならない。税理士さんは、郵送で申告(発信主義)可能、弁護士さんは、公判、接見以外は、出歩く必要がない。登記も郵送でよくなった。 産廃収集運搬業許可を例に挙げれば、関東地方一都六県で許可を取ろうと思うと東京都、千葉県、千葉市、船橋市、茨城県、埼玉県、さいたま市、川越市、神奈川県、横浜市、川崎市、横須賀市、相模原市、群馬県、栃木県、宇都宮市と16カ所回る必要がある。どこか手近な行政庁で許可を取り、許可証のコピーを添付すれば郵送申請可とかできないのか? 我々の先輩に役所まわりをしただけで自己満足に浸ったり、お客から報酬を取る口実にする原価計算に弱いバカが多かったということなのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月11日 14時08分29秒
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