カテゴリ:御府内八十八カ所
更新が滞っていましたが、12月2日におかげさまで、御府内八十八カ所結願しました。約半年かかったことになります。
新宿発7時の特急ロマンスカーで本厚木~伊勢原、伊勢原から神奈中バスで大山ケーブル下に行き、石段の参道というか土産物屋街を10分登り、大山ケーブルの追分駅に到着しました。 この大山の参道ですが、「お祭りの時は、お参りを済まなければ、綿菓子、あんず飴、ひっかけ釣りをしてはならない。」と言われてきた私にとっては、なかなか厳しい道です。 大山ケーブルの始発9時に乗り、下社で下車して、大山阿夫利神社に参拝しました。その後、大山ケーブルの途中駅、不動前で下車して、関東三十六不動第1番雨降山大山寺に行きました。大山寺は、紅葉シーズンと言うことで、本尊不動明王が御開帳されており、しっかり拝んできました。 大山ケーブルを降り、神奈中バスで伊勢原駅、秦野まで小田急に乗り、秦野から蓑毛行きの神奈中バスで終点蓑毛で降り、第77番 高嶋山仏乗院に行きました。 御府内八十八カ所のガイドブックを見ると女将さんが経営している割烹蓑庵の写真が出ていますが、仏乗院自体、蓑庵の隣に立派な本堂や水垢離場等があります。 仏乗院は、大掃除の最中で、ピカールで法具を磨いていました。千手観音は閉扉でしたが、弘法大師と千体地蔵を拝観しました。 千体地蔵と聞いて本堂表に千体のお地蔵さんがあるのかと思ったら、本堂左手の厨子の中に小さなお地蔵さんがびっしり入っているのでした。初めて見ました。 昼食は、蓑庵で釜飯定食を食べ、13時の神奈中バスに乗り、秦野停車の特急ロマンスカーをつかまえ、新宿に出ました。丸ノ内線で方南町に行き、方南通りから神田川沿いに歩き、札止第88番遍照山文殊院に向かいました。 昔は、白金の清正公のはす向かいにあったようですが、いろいろな事情で大正時代に杉並区和泉に移転したそうです。無事、御朱印を頂き、結願しました。弘法大師様、ありがとうございます。 御府内は観光寺院ではない、檀家寺院が大半で、現実の日本仏教界を見られるので、また回ってみたい札所です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月17日 15時49分28秒
|
|