論述における自分の意見とは
昔、行政書士受験生だった頃、中高年の方が不合格になる理由として3点が挙げられていました。1.論述試験で、自分の意見を書きすぎる。(当時の行政書士試験には論述がありました。)2.受験予備校の講師が自分より若いので、つい講師をバカにして信用しない。3.テキストを全部暗記しようとする。1番目の「自分の意見を書きすぎる」ですが、「自分の人生について書いてしまう」ことが多いのです。論述やレポートは、著作でも、心情を吐露する場所でもないので、わかりきっているけれども実施されていない政策やテキストに書かれている内容を消化して書けば足りると思います。2番目の若い講師ですが、若くても優秀な人は、優秀です。私も中高年になったので、気をつけます。3番目ですが、テキストには、試験に出るところ、出ないところがあります。 忘れて覚える、覚えて忘れるの繰り返しで、本番に最大値が出るようにすればよい。年を取ってくると見栄で忘れるのが恥ずかしくなってくる。これがいけないらしい。なにはともあれ、試験、レポートがんばりましょう。