Sato's U.S.A Life☆南部徒然日記

今日は空も真っ青で、新緑も青々としていてすがすがしいお天気だったので、散歩がてら歩いて帰りました。
この時期、暖かくなって、植物だけでなく、リスや小鳥も元気に木々の中で飛び交っていたり、走り回っていたり、本当にみてる私まで幸せになりそうな感じです。

ま、暖かくなると、いろんなモノ(物＆者)が出てくると思いますが、本日、面白い人に再会しました。以前、こちらの日記にも書いたことがあるのですが、いつもラジカセを担いで、何語かわからない言葉の歌を歌うホームレスのオジサンと再会を果たしてしまったのです。

この冬、ずっとこのオジサンを見かけていなかったので、｢寒さのあまり病気にでもなったかな?｣と思っていたら、春になるとともにひょっこり現われてきました。
そして今日もラジカセを担いで、何か嬉しそうに口ずさんでいました。

彼の目に止まると面倒くさいので、なるべ～く道路の端を歩いていたのに、目を合わせないようにしてたのに、ずんずんオジサンがこっちに近づいてきましたよ･･･

結局のところ、今日も一曲歌ってくれました。
その名も、日本語に直訳すると｢毛沢東の歌｣。
でも、本当に中国語かよ??と大学時代中国語の授業でギリギリの成績だった私でも、これは中国語じゃないとわかりました(笑)

信号も青になったので、どうにかオジサンを振り払って、テクテク帰り道を歩いていたら、マクドナルドハウス(恵まれない子の家)のわきで、きれいなアヤメが咲いてました。

こんなところで日本発見♪

あのオジサンの歌は放っておいて、なんだかアヤメを見たとき、今日は(といっても夕方だったけど)いいことあるかも～♪
なんて思って歩いてました。

本当にお気楽な性格です(^^ゞ

でもそんな直感が当たりました！

いつもどおりテクテク橋の上を歩いていて、ふと橋の下の空き地を見たとき、

あ！何かがうごいた！！

なんと野うさぎでした。

嘘でしょ??

日本だったら絶対ありえない。。。

あれは確かに野うさぎでした。
野うさぎと家ウサギの違いは、野うさぎの方が耳が短く、巣は木の根っこの洞などで、家ウサギは穴を掘って巣を作るので、微妙に違います。

つい嬉しくなって、橋から下の空き地に降りて、確認しちゃいました。
やっぱり巣は木の根っこの洞でした。

う～ん感激（●＾o＾●）

嬉しさのあまり、走って家に帰りました。
家に帰ったら、ダーリンも学校から帰ってきていて、すぐに野うさぎのことを報告しました♪

すると、

ダーリン｢時々いるよ。母さんの家の近くにもよくいるし。｣

サト｢でも野生だよ、野生。すごいよね!初めてリス以外の野生動物を、この街の中で見たよ！｣

私はかなり興奮気味でした。だって日本では街中で野うさぎどころか、リスさえ見ないですもんね。

でもダーリン、

ダーリン｢初めてじゃないでしょ?この前の夜、WAL☆MARTの帰りにキツネ見たでしょ？忘れちゃったの?｣

キツネ？？？？

サト｢え、あれは野良犬じゃなかったの?｣

ダーリン｢野良犬なんてこの街にはいないよ。あれはキツネだよ。時々いるよ。｣

サト｢･････(+_+)｣

あれは、小さい犬じゃなかったんだぁぁぁ

驚きを通り越して、遠い目になってしまいました。

何もかも違いすぎる、この街と私の地元。今私がいるところは、人口も30～40万人で、私が住んでるところはその町の中でもダウンタウンに近いところです。
それなのに、野生動物に遭遇できるとは。。。

次は街中でどんな野生動物に出合えるんだろう？
そして、あのラジカセのオジサンは、今度はどんな歌を歌うんだろう?

おじさんのことは置いといて、明日もあの野うさぎに会えるといいな～って思いました。