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テーマ:国際恋愛(198)
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実は、ダーリンに突然の婚約破棄を告げられてから、数日後、私は家出をしました。
生まれて初めての家出でした。 でも、家出といっても、きっちりダーリンとイアンに行き先を伝えてましたが(笑) 私が家出をしようと思ったキッカケ、それはダーリンの言葉からでした。 ダーリンに 「I don't love you anymore.When are you going to leave here?」 といわれたからです。 初めてでした。 こんな風に彼に言われたのは。 この、ダーリンの言葉で、ただそばにいて、ダーリンに何か言うだけでは、説得できないと思いました。 そして「家出」という行動に出たのです。 まず初めにダーリンに 「友達の家に行くね。」 といいました。 いつもなら「何時までには帰ってくる?」と聞くダーリンなのに、今回は何も言いませんでした。 なので、今回は私から言いました。 「多分、2~3日、あるいはもっと彼女の家に滞在すると思う。」 と。 さすがにこれにはビックリしたダーリン。 「何で??どういうこと??」 かなり困惑してました。しかも 「女友達じゃなくて、男のところに行くんだろ?そうなんだろう?君はそうやって僕から離れていくんだね。」 完全にダーリンの逆ギレ(嫉妬?)でした。 オイオイ、さっきまで、私のこと愛してない、とか、いつここを出て行くの?とか言ってたくせに(笑) でも、この言葉を聞いたとき、「私の家出は良い方に効果が出るかもしれない」と思いました。 そして私は家を出るときに、彼に手紙を渡しました。 「考えてください、私とあなたが別れた後、あなたは何を失うか。そして私とあなたが別れた後、あなたは何を得ることが出来るのか?」 と短いですが、要点をまとめて書きました。 そして私は家を後にして、友達の住む大学の寮に身を寄せました。 この友達は、韓国からの留学生で、私の大の仲良しです。ダーリンとのこともよく相談していました。 彼女は私の事情を良く知ってるので、いろいろと話しを聞いてくれました。 そして彼女が言いました。 「総合的に見て、彼はあなたのこととても愛してるよ」 と。 私はダーリンのことを信じていましたが、突然の破局宣言と、「君のことなんかもう愛してない」という発言を受けて、かなり自信を喪失していました。 それにわからなくなっていました。 どうして愛してるのに別れなければいけないのか?と。 友達が私に言いました。 「愛してるから別れなきゃいけないって思うことってあるよ。私はサトの気持ちもわかるし、彼の気持ちもわかる。」 その日の夕食は彼女の特製韓国料理でした。 韓国料理大好きな私ですが、なんだか今ひとつ味わいきれないでいました。 テレビも見ましたが、いつも隣で大声でカラカラ笑う人がいないと、コメディーを見ていても、今ひとつ笑えませんでした。 結局私は彼女の部屋に1泊2日滞在して、家に帰りました。 彼女と別れるときに彼女が言ったこと 「自信を持って歩いてね。○○(ダーリンの名前)はサトのことすごく愛してるよ。」 私はこの言葉ですごく自信がもてました。 多分私は誰かに背中を押してほしかったのかもしれません。 夕方家に着いたら、ダーリンがいました。 ダーリン、開口一番 「あ、帰ってきたんだね。」 でした。 それだけ??って思ったけど、そこは冷静に対処しました。 サト「ただいま。私が手紙で書いたこと、読んで考えてくれた?」 ダーリン「お皿洗う人がいない、美味しいご飯を作ってくれる人がいない、僕がシャワーを浴びた後、『タオル~』って呼んでも誰も持ってこない、ベッドの中が寒い、家の中が寒い。いいところは、TVのチャンネルを映画の途中で変えても誰も何も言わないところだけ。」 確かに、冷凍ピザの空き箱が何個も落ちてた(苦笑)。 ダーリン「このピザ、全然美味しくないんだよ。」 でもそのピザはダーリンのお気に入りで、私とよく半分こして食べてた。 キッチンに行ったら、お鍋の中に、なにやら得体の知れないものが入っていた。 ダーリン「肉じゃがが食べたくなったから、作ろうと思ったんだけど、どうしてもサトが作るあの味にならないんだ」 確かに味見したら、「これって肉じゃが??」って思う味だった(笑) 妙にスパイシーで、それでいて甘かったのよね。。。 何を入れたらあんな味になるのか今でも不明(笑) ダーリンがその後言いました。 「でも君が出て行ったら、全部自分でしなきゃだ。△△(私の友達の名前)のルームメイトになるんだろう?」 もちろん私の答えは「NO!!」 「私はあなたが私のことを愛してるのを知ってるよ。だからここにいる!」 この出来事は、実は火曜日の夜のことでした。 そんな経緯を経て、昨日話し合い、婚約破棄の破棄ということになったわけです。 そして、今日義弟イアンから聞いたこと。 実は火曜日の夕方ごろから、ダーリンは落ち着きが無かったそうです。用も無く外に行っては、また家に入ってきたりと、行ったり来たりしていたそうです。 本当は心配でサトに帰ってきて欲しかったんだよ、といわれました。 でも自分から別れる宣言をしてしまったダーリン、頑固で、自分の考えを絶対に曲げないダーリン。 本当は私よりも、ダーリンの方がこの1週間とても辛かったんじゃないかなって思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 20, 2005 01:07:39 PM
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