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テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:ダーリンのこと
さて、ダーリンに「お前なんか愛してない、とっとと出て行け!レネが1番でお前は2番!」と発言されてしまった私。
次の日から泣かない日はありませんでした。おかげさまで胆のう炎のほうは停滞状態。 日本にいる両親に泣きながら電話したこともありました。 今思えば、両親は愛娘が泣きながら電話してきて、さぞ辛かっただろうなぁって思います。 義母の紹介でカウンセリングにも行きました。 義母がマリッジカウンセリングでお世話になってるカウンセラーさんでした。 ダーリンには1週間くらい毎日のように「早く出て行け!」と言われ続けてました。 日本に帰れ!とも言われました。 私は泣いてばかりでは何も改善されないし、ということでアパートを探すことにしました。 でもやっぱり、ずっと心はどん底でした。 そして、やっぱりダーリンのことはダーリン母に相談しようと思い、義母を訪ねました。 そして義母に今までのこと、レネのこと、ダーリンの言動のこと、すべてあらいざらい話しました。 すると、義母 「サトはレネなんかに嫉妬してたの?」 とちょっと驚いたような顔をして言いました。 義母「サトはレネがどんな子でどんな生活をしていて、どんな家の子かって知ってるの?」 サト「いいえ、何度かちょっとだけ会ったことがある程度です。」 義母「あの子はねゴミ箱から生まれた子なのよ。」 サト「???」 義母はレネの母親も知っています。 私はダーリンからしかレネのことは聞いたことがなく、知ってるのは、彼女の両親は彼女が赤ちゃんの頃離婚していて、レネの幼少期~ティーンまでは、母親が何度も男をとっかえひっかえしていた、ということだけでした。 義母は彼女のことをホワイトトラッシュから生まれた子、といってました。しかも蛙の子は蛙で、母親と同じことを繰り返してるそうです。 彼女のボーイフレンドは1ヶ月持てば長い方。 いつも2~3週間くらい。 そして、別れた数日後には新しい男が出来る始末。 しかも、新しく彼が出来ると、ダーリンの事を無視しまくり、その彼氏とうまく行かなくなってくると、またダーリンに電話してきて、会おうよ~とか言ってくるのである。 しかも、一時期は義弟イアンに猛烈にデートを迫っていたこともあった。 イアンは彼女のことを「さかりのついたメス」といってたくらい嫌ってたけど。 義母に言われた。 「サトはそんな子に嫉妬してたの?サトが相手にするような子じゃないよ」 でもさ、どんなに頭でわかっていても、なかなか心が伴わないんだけどね。。。 私はいつもレネに対し、親切でいた。 腐っても鯛、どんな人でもダーリンの友達、って感じで。 私は、てっきり義父母も義弟たちも、ダーリンの友達だからレネのことをすきだと思っていました。 でも、そうじゃなかった。 みんなレネのことを嫌ってた。 私一人じゃなかったんだ。 しかも義父母は過去に何度もダーリンにレネとは友達でも何でも縁を切りなさい、と忠告していたらしい。 義母に相談したことで、すっきりした。 そしてちょっとふっ切れた。 義母の家から帰宅後、ダーリンのところにまたもやレネから電話がかかってきた。 いつものようにウチにこない?見たいに電話してきてた。 ダーリンとレネの電話が終わったあと、わたしはダーリンにはっきりいいました。 「正直に言うけど、私はレネが大嫌い。あなたの言動も大嫌い。いい加減、レネに利用されてるだけって気がつけば?」 ダーリンはちょっと面食らった顔をしてたけど、一言、 「正直に言ってくれてありがとう。」 と言っただけでした。 そしてふっ切れてから、数日間私はイアンと一緒にアパート探しをしました。 なかなかこれって思うようなアパートが見つからないんですよね。 いいなぁと思うと、家賃が高かったり。 そういえば、この頃あたりから、レネからの連絡がまた途絶えました。 ダーリンが何度か電話したそうですが、無視されてました。 そんなある日の晩、ダーリンが気持ち悪いと言い出しました。 そしてトイレに駆け込んだかと思ったら、大量の嘔吐。 私はただただ心配で、ケンカしてたことなど忘れて、ひたすらダーリンの背中をさすってました。 何度もゲェゲェと嘔吐するダーリン。 1時間くらいして嘔吐が終わったので、体温計とバケツを持ってきて、ダーリンを寝かせました。 私はダーリンが体温を測ってる間にトイレを掃除しました。 ダーリンはその様子を熱を測りながら見ていました。 体温計を出して、熱を見たらやっぱりちょっと微熱気味でした。 そして、とりあえず、ダーリンをベッドに寝かし、上から布団をかけたとき、ダーリンに言われました。 ダーリン「・・・あのね、お願いがあるんだけど・・・一緒に添い寝しながら背中をさすってほしい」 サト「・・・・・」 このとき私の中でもう一人の私がささやきました。 「一番近いベストフレンドのレネに電話してきてもらって、添い寝してもらえばいいじゃない。そんなことまで私がする必要ない。」 はっきり言って正論ですよね。 ついさっきまで、レネが一番近い存在で、私はレネの次なんていわれてて、愛してないとまで言われたんだから。 でも、 私はダーリンの願いを聞き、添い寝して、ダーリンが寝付くまで背中をさすり続けました。 その次の日から、ちょっとだけダーリンの態度が変わりました。 今もちょっとずつ変わってきてます。 もう、出て行けといわなくなりました。 そして、昨日、義母がウチに来ました。 私はちょっと混乱してました。 私は出て行くべきなのか、ここに残るべきなのか。 義母に相談しました。 義母は言いました 「E(ダーリンの名前)にはサトが必要なのよ。Eが会社を作った理由、サトは知ってる?あなたと幸せになるために作ったのよ。あの子のことは、母親の私が一番良くわかってる。私を信じて。」 そういえば、カウンセリングでカウンセラーの人にこういわれました。 「人は遠くにあるものをよいものと思ってしまうときがある。たとえそれがアルミホイルのゴミでも、遠くにあるとそれが光って見えて、宝石か何かのように思えて、そっちに気が向いてしまって、足元に落ちてるクォーター硬貨に気がつかない。E君は今そういう状態。」 とりあえず、今の状態は これからどうなるかはわからないけど、長く付き合えば山あり谷あり。 いいときだけじゃないですね。 さて、気を取り直して!明日はお昼から義母とお買い物に行ってきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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