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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:アメリカでの生活のこと
ダーリンのお祖父ちゃん(85歳)は一人でニューオリンズに住んでいます。
そう、カトリーナに飲み込まれたニューオリンズです。 お祖父ちゃんはニューオリンズの中心地近くに愛犬シェリー(シェパード10歳)とすんでいるのですが、今回は不幸中の幸いで、おじいちゃんの家がちょっと高台にある(家も土台が高くなっている)ことと、ハリケーンが上陸する1日前にミシシッピの非難(といってもミシシッピも被害に遭ってるけど)していたので、おじいちゃんは無事でした。 でも、今はカトリーナの天災だけでなく、人災の第二次被害が多発しています。ニューオリンズは、通常でも治安が良くないのに、この災害時のどさくさにまぎれて、略奪行為をしたり、救助に来たレスキュー隊のヘリコプターを狙撃する事件があったり、と無法地帯もいいとこです。 そんなときに、おじいちゃんがニューオリンズに帰りたいと言い出したのです!! お祖父ちゃん!そりゃ危ないよ!! ダーリンも私も、そして家族みんなでお祖父ちゃんに言ったのですが、おじいちゃんにしてみたら、やっぱり家のことが心配。 ホント、ニューオリンズは、そしてその他の被災地はどうなってしまうのでしょう・・・ ちなみに、かのアメリカ大統領は、ハリケーンの真っ最中に1ヶ月ものバケーションをとっていて、休暇が終わるまで何も行動しませんでした。 おかげで、救助は大幅に遅れて、多くの人が命を落としました。 もし救助が迅速だったら、救えたかもしれないのに。 それにしても、自分の休暇と、たくさんの人々の命をどうして天秤にかけることが出来るんでしょうか?しかも自分の休暇を優先するなんて。 自分最優先、悪くはないけど、もっと周りを見て、よく考えて行動しなければいけないと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 3, 2005 07:54:05 AM
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