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テーマ:海外生活(7774)
カテゴリ:アメリカでの生活のこと
覚えてますでしょうか、皆さん、ロシオのことを?
ずいぶん前の日記に書いたのですが、ダーリンの友達セルゲイとの痴話喧嘩の果てに、我が家に殴りこみにきて、我が家の窓ガラスを割り、ダーリンに噛み付き、挙句の果てには、ダーリンに対する慰謝料を安くするがために、ダーリンのセクハラをでっち上げ、訴訟を起こした人です。 実はこのロシオ、2ヶ月くらい前に、子猫をもらって飼っていたのです。 が、やっぱり問題がおきました。 彼女は生後1ヶ月に満たないかわいい子猫ブーパをもらったのですが、その十日後に緊急ということで、セルゲイの携帯に彼女からの電話が入りました。 その内容は 「ブーパが外で大きな犬に噛まれて大怪我した!早く来て!」 でした。 私はこれを聞いたとき、「え??生後1ヶ月にも満たない赤ちゃんネコを外に出したわけ??」 と正直首を傾げました。 ネコや犬を飼ったことがある人はわかると思うけど、普通は生後2ヶ月くらいになるまでは、家の外(巣の外)から出したりしないものです。 感染症やいろんな危険があるわけだから。 ましてやロシオはブーパに、義務付けられている予防接種2本を打たせてもいなかったのです。 それで、即ブーパを動物病院に搬送して、すぐに治療してもらいました。 幸いブーパの命に別状はなく、ショック状態と傷が癒えればすぐに元気になる、とのことでした。 そこでセルゲイとダーリンがロシオに色々聞きました。 すると彼女。。。 どうやら生後1ヶ月にも満たない赤ちゃんネコを2~3時間ほど外に放置して、気がついたらブーパが大きな犬に噛まれてぐったりしてたとのこと。 で、彼女はその大きな犬を見たのかといったら、見ていないらしい。 え、それでなんで大きな犬が噛んだなんてわかるの?? って思いますよね。 私もそう思いました。 しかもブーパがぐったりするまで、あなたは何をしてたの??って そういう疑問は残りましたが、とりあえずはじめてのことだったので、様子を見ることにしました。 そして、ブーパの傷が癒えるか癒えないかっていう十日後くらいに、またもセルゲイの電話にロシオから電話が来て、今度は 「ブーパがテレビのコードを強く引っ張ったらテレビが落ちてきて、ブーぱが下敷きになってしまった!早くきて!」 などといってきたのです。 そんな生後1ヶ月のネコに20インチものテレビを引き落とすだけの力がありますか?? 私もダーリンも、そしてセルゲイも、これで疑問が確信へと変わり、これは動物虐待だ!ということで、私はお留守番でしたが、ダーリンとセルゲイはすぐにロシオの家に行きブーパをまたも動物病院に搬送しました。 そしてそこでレントゲン写真を撮ったのですが、幸運にも骨折はなく、尻尾の骨が脱臼していただけでした。 でも、普通、生後一ヶ月のネコに、仮にも20インチのテレビが落ちてきたとしたら、内臓が破裂しててもおかしくないですよね? ブーパの怪我が軽くてよかったけど、どうやら獣医さんが言うには、強く尻尾を踏まれたんじゃないかというのです。 もう、決定的でした。 その後、セルゲイはブーパをロシオの元に戻さず、我が家に連れ帰ってきました。 ショック状態のおかげで、ブーパの小さな体はずっとブルブル震えてました。 それから2週間ちょっとウチでブーパを預かっていたのですが、やっぱりロシオがウチに殴りこみに来ました。 しかも私が一人でいるときを見計らって。 彼女のなかで強いもの順は、「アメリカ市民権保持者>GC保持者>その他のビザ保持者」ということになっていて、私が最弱者だと踏んだようです。 で、やっぱりでかい態度でやってきました。 「私のネコを返せ!返さないなら警察を呼ぶ!そしたらお前の学生ビザなんてなくなるんだからね!」 って。 バカじゃないの? GC保持者とはいえ、無職の障害者で、動物虐待が明らかな人と、普通の留学生で、怪我をしていた猫を助けてる私とどっちが悪いかどんなおまわりさんだってわかるだろうよ。。。 しかも、どうして彼女がネコを取り戻しに来たのかというと、現在、彼女の家でノミが発生していて、彼女の足は刺されまくりなのです。 で、ロシオがいうには、 「ネコがいれば、ノミはみんなネコを攻撃して、自分のところには来なくなる」 というのです。 早い話が、傷が癒えたばかりの子猫ブーパを、自分の身代わりにしようということなのです。 ちなみに、彼女は、この子猫ブーパのことを、私のネコ!といってますが、彼女は、ブーパの医療費も、そしてエサ代さえも出したことがないのです。 それらの費用を出したのはすべてセルゲイ。 それなのに自分のネコと主張し続け、ウチに殴りこんできたロシオ。 まぁ、確かにネコをもらったのはロシオだし、私にはその辺の事情と言うのはよくわからなかったのですが、ただ、今ロシオに子猫を渡したら、今度はこの子猫は死んでしまうかもしれない、というのが頭によぎり、私は拒み続けました。 それに、住民は誰のペットであれ、危険があることが予測される場合は、その動物を保護できる権利があるんです。だから、 「もしネコを返してほしいんだったら、まずは、駆除業者に連絡して、ノミの駆除を徹底的にしてもらってから、もう一度出直して来い」 ロシオにそうに伝えました。 すると、逆上。。。。 今度は私を泥棒扱いし始めました。そのとき、彼女、私を押したのです。 そして私のことをののしってる間にダーリンが帰宅。 もちろん私はダーリンに一部始終を話し、彼女に押されたことも言いました。 ダーリンは大激怒! ロシオに猫を置いていくように強く要求しました。 が、狂ってるロシオには通用せず。。。 で、私とダーリンは、このネコは私たちのものではないし、ロシオとセルゲイのネコで、この問題もロシオとセルゲイの問題と考えたので、夜遅くなっていたこともあったので、とりあえずロシオを黙らせるために、ブーパを渡しました。 もちろん 「今度このネコが怪我をしたら、動物虐待として、アニマルポリスと、動物保護団体と警察に通報するから、覚悟しておけ!」 という条件付で!! 私はセルゲイに怒られるんじゃないかと、ちょっと落ち込んでしまいました、が、ダーリンが 「セルゲイがサトに何か言いがかりつけてきて、ああだこうだといってきたら、オレはセルゲイとは縁を切る!」 といってくれたのでちょっと嬉しくなりました。 幸い、セルゲイはネコがいなくなったことで落ち込んではいたものの、私に何か言ってくるようなことはありませんでした。 ま、私の責任ではないし、私は責任を果たそうと頑張ったわけなのだから、言われないのが普通なのかもしれないけど。 そして、後でわかったことなのですが、セルゲイ曰く、 「ロシオはセルゲイに会いたいがために猫を飼い(セルゲイはネコ好き)、ネコに一大事!ということでセルゲイを家に呼ぶ口実をつくっていた」 ということでした。 私の感としては、また2週間以内にロシオからの「子猫緊急事態」の電話がきそう気がしてなりません。 子猫ブーパの無事を祈るばかりです。 それにしても、レネもそうだけど、ロシオもかなりきつい人です。 女の私に女難の相です。。。 しかも強烈なのが二人も!! 誰かお祓いお願いします。 ブードゥー教も可ですので、もし何か良い案をお持ちの方、教えてください・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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