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テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:アメリカでの生活のこと
先日のネオナチのベスのことで、やっぱり最近自分が思うのは、私はやっぱりこの国ではマイノリティーだから、この国で生きていくには色々障害があったりするんだなってこと。
学校だけなら、そんな風に感じることはあまりないのだけど、一歩学校の外に出て、一般の社会の中に入れば、いろんな人がいて、ベスのような極端なレイシストもいれば、レッドネックのようなただ無知なだけのレイシストもいる。 もちろんそういう人たちはごく一部なんだろうけど、ここテネシーは侮れない。 KKKという団体を知ってる人もいると思うけど、1960~70年代に、あの白い三角頭巾をかぶって、黒人撲滅を唱えて、殺人をしたり、黒人教会を焼き払ったりした人たちです。 映画「評決のとき」のなかでキーファー・サザーランドがある黒人の殺害を依頼して、入信した団体です。 ちなみにあのマーチン・ルーサー・キングJrが暗殺されたのもここテネシー州。 そしてその暗殺者はKKKの一員で、最近ようやく他界しました(享年90歳)。 そのKKKはここテネシーが発祥の地だということなのです。 南部は奴隷制を指示した歴史もあるから、そういうのが残ってるのかもしれないけど、この21世紀にもなってナチスやKKKのようなことをクールだと思い、騒ぎ立てる人たちがいるんです。 まぁ、殺人などの大きな事件はおきないだろうけど、たとえば日常的な小さな出来事などでも、これって差別??なんて思うこともこれからあるかもしれないなぁ、と思うと、もっと自分自身が強くならないといけないなぁっておもいます。 それにしても、レイシズムをクールだと思い込んでるなんて本当に世間知らずのおばかさんだなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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