|
テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:アメリカでの生活のこと
今日は少し悲しいことがありました。
ダーリンの弟イアンの彼女のベスが、ダーリンの友達のママドゥのことを「ニガー」といったのです。 ニガーとは、黒人を差別する言葉です。 イアンの彼女は、以前にも延べましたが、ネオナチに属する差別主義者なのです。 彼女は人種差別をスマートでかっこいいものだと思っているようです。 ママドゥはベスにニガーと呼ばれて、ショックを受け、怒り心頭でしたが、とても悲しそうでした。 ママドゥはウチに来てそのことを話し、いつもなら私が料理してるそばから、ダーリンと一緒になってつまみ食いしているのが、今日は何も食べずに帰っていきました。 ダーリンは、ベスのことをとても怒っていましたが、おそらくママドゥが受けた悲しみすべてを理解できてはいないでしょう。 でも私はわかりました。 私も以前、アジア人、日本人ということで、知らない人に罵声を浴びせられたことがあったから。 私ひとりのことを悪く言うのはいいけど、人種のことをこういう風に言われると、自分の両親や兄弟家族も含まれるので、すごく嫌な気持ちになるのです。 私は自分の肌の色と国籍に誇りがあるから、そういう愚かな人たちを無視することが出来るけど、やっぱり嫌な気持ちにはなります。 日本にいたときは、人種差別なんてありえないと思っていて、こうやって自分が体験するなんて思っても見なかったけど、こういう経験は自分を強くするためには無駄ではないなぁと思うようになりました。反面教師ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アメリカでの生活のこと] カテゴリの最新記事
|
|